YouTubeからブログに乗り換えて簡単に稼げるなんて甘くはない

YouTubeからブログに乗り換えて簡単に稼げるなんて甘くはない
(YouTube, AdSense, Play 公認エキスパート)
2018年02月16日 in YouTube, アドセンス
記事内にPR・広告が含まれる場合があります

「YouTube で収益を得るのが難しい」
「新しい YouTube の基準をクリアできない」
「動画で稼げるって聞いたけど稼げなかった」

上記のように思われている多くの方が次に考えるのが「ブログなら稼げるかも?」「動画は諦めてブログでアドセンスをしよう」ということです。

YouTube では 2018年2月20日 から YouTube で収益化を行うための基準が「過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間以上」「チャンネル登録者数が 1,000 人以上」と厳しくなり、それまで YouTube で収益を得ようとしていた数多くの方が基準をクリアできなくなります。過去の基準をクリアしていたチャンネルであっても、新しい基準をクリアしていなければ収益化できません。

そこで次のお金を稼ぐ手段として「ブログ」に目をつける人が多くなるのです。

ブログに広告を設置する為のアドセンスの手続き

今まで YouTube 経由で Google アドセンスに登録し収益化している人や申請をしている人がブログでも広告を設置するには、アカウントのアップグレードが必要など手続きが必要です。

アカウントのアップグレードについての詳細は下記のページでご紹介していますのでご覧ください。

今までアドセンスに登録していない人がブログ(Webサイト)で収益を得たい場合、新規にアドセンスに申請をしてブログの審査に合格する必要があります。

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ブログなら稼げるなんて甘くはない

「ブログなら稼げるかも?」と思われ YouTube からブログでの収益化に乗り換える方は多いのですが、ブログで稼ぐというのはそんなに甘く簡単なことではありません。これは YouTube での収益化でも同じです。

ネット上の稼いでいそうな人のブログや書籍などでは「YouTube に動画をアップすれば稼げる!」「ブログで稼いで仕事が辞められる」など、結構簡単に稼げそうな雰囲気で紹介されていたりします。稼ぐ系のいわゆる情報商材でもそのように煽っています。

しかし実際にやってみればお分かりになると思いますが、そんな簡単に稼げるわけがないのです。

何のためにブログをするのか

何のためにブログをするのか

稼げていない人と稼げている人の違いは何でしょうか。多くの方と話して「やっぱりそうだな」と思うのが「何のためにブログや YouTube でコンテンツを提供・公開しているのか」です。あなたは何のためにコンテンツを公開しているのでしょうか?お金のためでしょうか?

今までも、これからも大切なことは「ユーザーのためにコンテンツを提供しているのか」です。もちろん収益は大事です。特にブログや YouTube からの収益で生活をしている人や会社を運営している場合、収益のことを無視することはできません。

しかし収益を得たいのであれば、その前にユーザーのためにコンテンツを提供できているのかを一番に考えなければなりません。お金第一優先でコンテンツを作っている場合、どこにでもある情報をコンテンツにしたり、コピーしたり、ただ効率を重視したりと独自性もなくつまらないものになってしまいます。

そのようなコンテンツにユーザーは魅力を感じてくれません。広告主もそのようなコンテンツがあるページや動画に広告を掲載したいとは思いません。結果的に収益も得られません。

かなり努力が必要

ブログであれ YouTube であれ、またその収益手段のアドセンスであれアフィリエイトであれ、簡単に楽々稼げるというものではありません。

例えばブログにアドセンス広告を設置して月に20万円程度稼ぎたい場合、そのブログに必要なアクセス数は毎日 15,000PV ~ 40,000PV 程度です。それだけ多くの人に見てもらう必要があるということです。※サイトのジャンルによって収益性がかなり異なるため、PV にも開きがあります。

あなたがどれだけ収益を得ることを目標としているかは分かりませんが、例えば生活できるレベルになりたいと思われるのであれば、そうなるまでにはそれ相応の努力が必要ですし時間もかかります。毎日パソコンに向かい黙々と作業をする時間が多いので、華やかな世界でもありません。

ユーザーに魅力を感じてもらえるようなコンテンツを日々提供していくことが可能ですか?いつも地道にコツコツと作業することができますか?

中途半端な気持ちで取り組んでも収益は得られませんので、時間の無駄になってしまいます。もし本当に収益を得たいとお考えであれば、日々真剣にコンテンツ作成に取り組んでいくことができるのかぜひ考えてみてください。