YouTube ショート攻略!視聴回数を増やす戦略とは?

YouTube ショート攻略!視聴回数を増やす戦略とは?
(YouTube, AdSense, Play 公式エキスパート)
2021年07月13日 in YouTube

日本でも使用が可能になった YouTube ショート機能。過去2回に渡って YouTube ショートについてご紹介してきました。

1つ目がショート動画の概要や投稿方法。

2つ目は、他人があなたの動画に含まれる音声や音楽の使用を許可してショート動画を作成できる「サンプリング」機能についてと、その許可・不許可の設定方法でした。

今回はショート動画を活用して、自分の動画の視聴回数を増やす方法やチャンネルを成長させるための活用方法をご紹介いたします。実際にショート動画を投稿しての結果などもシェアいたしますので、最後までご覧いただければ幸いです。

なお動画でもご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。

ショート動画に向いているジャンル

YouTube ショートは縦長で60秒以下の動画であるため、通常の動画とは異なる体験をユーザーにしてもらうことが可能です。また、長い動画を好むユーザーとショート動画を好むユーザーは異なる可能性もあり、今までと異なるユーザーに対して動画やチャンネルをリーチできる可能性も考えられます。

しかし60秒以下という時間的な制約があるので、向いているジャンルやそうでないジャンルもあります。向いているジャンルの例としては次のようなものが考えられます。

  • 音楽
    後ほど紹介するサンプリング機能によって、認知度を上げることが可能です。
  • エンターテイメント
    音楽のサンプリング機能を使用し有名な曲に合わせてダンスをしたり、面白いと思ってもらえるようなエンタメ系は相性が良いと思います。
  • 料理
    料理をしていく上でポイントとなる部分をまとめたり、早回しで過程を見せることができます。
  • アート
    例えば絵を描いている様子を早回しで見せるなど、アート作品の制作過程を見せることができます。
  • 美容
    すっぴんの状態から化粧をしていく様子を早回しで見せたり、髪の毛を編んでいる様子を見せることができます。
  • DIY
    物を作っている様子や過程を見せることができます。
  • 子供向け
    子供が遊んでいる様子や絵を描いている様子など、楽しんでいるところを見せることができます。

チャンネルは分けるべき?

ショート動画を投稿していこうとした際に、今のチャンネルに投稿しても大丈夫なのか?それともショート専門のチャンネルを作成していった方が良いのか疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。ショート動画を投稿することで、通常の長い動画を好んでいる既存のチャンネル登録者が離れてしまうのではないか心配になりますよね。

チャンネルを分けるかを考えるヒントは2つあります。

1つ目はショート動画のテーマや趣旨が従来の動画と同じであるかどうかです。異なるテーマであれば分けた方が良いでしょうが、同じであればあえて分けなくても成立させることは可能だと思います。その理由は2つ目のヒントとも関連します。

2つ目は、既存のチャンネル登録者が通知をオンにしていても、ショート動画が投稿されるたびに通知されるわけではないことです。ショート動画が投稿されても、そのクリエイターのショート動画の熱心な視聴者に絞って通知されるようになっているので、普段そのクリエイターのショート動画を熱心に視聴していない人には通知されません。

そのため、従来の長い動画を好んでいるチャンネル登録者が「見たくないショート動画の通知が鬱陶しい」と感じることはかなり少ないかと思います。

ただし、ショート動画経由でチャンネル登録してくれた人は短い動画を好む可能性が高く、他のショート動画や短い動画を視聴してくれるかもしれませんが、長編の動画までは見てくれない可能性があります。つまり視聴者としての属性が全然違うことがあり得るわけです。

もし既存のチャンネル登録者への影響が不安な場合は、ショート専門のチャンネルを作成しても良いと思います。

しかし、ショート動画を頻繁に投稿するわけでなくスポット的に投稿する場合や、従来の動画も長くないチャンネルであれば、わざわざ別チャンネルを作成する必要はないのではないかと考えられます。

YouTube ショート、3つの活用方法

ここからは YouTube ショートの活用方法について3つご紹介いたします。

01. オリジナルのショート動画は広告が付く!?

YouTube ショートの音楽ライブラリを使用せずショート動画を作成した場合、PC から視聴された場合など広告付く可能性があることです。(YouTube ショートの音楽ライブラリはショート機能使用時に表示される[サウンドを追加]から選択できる音源です。)
サウンドを追加

こちらの画像をご覧ください。YouTube アプリのショート機能のテストとして作成した動画3本です。非公開動画なので視聴回数は全然ありませんが、真ん中のショート動画だけ収益化のマークがオンになっていることが分かります。
ショート動画でも収益化のマークがオン

他の2本は[YouTube ショートの音楽ライブラリ]という制限がかかり収益化できません。YouTube ショートの音楽ライブラリを使用して作成したショート動画の場合は、広告による収益化は一切できないようになっています。しかし、この動画は音楽ライブラリを使用せずに作成しているので収益化が可能な状態です。

とは言え、視聴者が YouTube アプリのショートプレイヤーから視聴した場合には広告が表示されることはありません。PC などで通常の動画と同じように視聴した場合に広告が表示される可能性があります。

これは「#Shorts」を使用して投稿した場合も同様です。実際にハッシュタグを使用して投稿した動画では収益が発生しました。ただ、こちらは15秒の動画でしたが、広告が表示される機会も少ないためか収益性はかなり低いものとなりました。
ショート動画でも広告収益が発生

わずかであっても広告収益を発生させる可能性を残したい場合は、音楽ライブラリを使用せず、多くの視聴者が見たいと思えるような動画を作成してください。また広告のことを考えると、15秒ではなく60秒以内にまとめた動画にすることが望ましいのではないかと考えられます。

ショート動画は波に乗ると一気に視聴回数を獲得できる可能性を秘めています。私がショート動画のテストをするために、ショート専門のチャンネルを新規で作成して投稿したものがこちらです。
ショート動画は波に乗ると一気に視聴回数を獲得

チャンネルを作成して間もない状態であっても、2本目と4本目は多くの視聴回数を得られました。投稿する内容やタイミングが、ショート動画のインプレッションに大きな影響を与えるのではないかと推測しています。

またこれらの動画は英語のタイトルや概要も含めて投稿しました(事前に YouTube Studio から英語を追加してから公開しました)。すると日本以外の地域からの視聴回数も多くなりました。

従来の動画にも言えることですが、言語や地域に依存しなくても伝わるような内容にしていくことで、日本人以外の方々にも視聴してもらえる可能性があります。特にショート動画は短い時間で面白さや魅力を伝えることに向いているため、様々な地域の視聴者に楽しんでもらえる可能性があるのではないでしょうか。

言語や地域に依存しない動画を投稿されている、もしくは今後投稿しようとお考えであれば、チャンネルの多言語化の設定をされることをお勧めします。

2. 人気の楽曲や動画に便乗する

ショート機能の大きな特徴は、YouTube ショートの音楽ライブラリから人気の楽曲を使用したり、他者の動画をサンプリングして動画を作成できることです。

例えば世間で話題の楽曲を使用してショート動画を作成することで、自分自身に知名度がなかったとしても、楽曲の知名度や話題性に便乗して自分の動画の視聴回数を伸ばすことも可能です。

「話題の楽曲 ✕ エンタメ」で、楽曲にピッタリのオリジナルな振り付けで踊ってみる。

「話題の楽曲 ✕ アート」であれば、楽曲のテーマに沿ったアート作品をリズムに合わせて作成してみる。

など、ご自身ならではの付加価値を組み合わせることでファンを付けることが可能かもしれません。

3. サンプリングしてもらうことで知名度を上げる

次は自分の動画をサンプリングしてもらうことで知名度を上げることについてです。

「自分の動画の音声や音楽が自由に使われるなんてメリットがあるの?」と思われている方も多いのではないでしょうか。

例えば、楽曲を提供するアーティストに大きなメリットがあると思います。自分だけのチャンネルで楽曲を公開するよりも、多くのクリエイターにサンプリングで使用してもらうことで認知度を上げられる可能性があります。

サンプリングで使用できるのは15秒以内だけなので、楽曲をまるまる使用して流されることもありません。

サンプリングされたショート動画の画面右下にあるサウンドアイコンをタップすると Audio Pivot Page と呼ばれる、同じ楽曲を使用して作成されたショート動画の一覧が表示されます。
サウンドアイコンをタップ

画面上部には元動画のタイトルなどが表示されているため、ユーザーはそこから元動画へアクセスして楽曲のフルバージョンを楽しむことが可能です。

さらに画面下部にある[このサウンドを使用する]をタップすることで、視聴していたユーザー自身も同じ楽曲を使用してショート動画を作成することができます。
Audio Pivot Page でショート動画一覧

つまり、サンプリングによって多くのクリエイターが、あなたの動画を拡散してくれていると言えるわけです。

サンプリングしてもらいやすい動画を提供したり、サンプリングが可能であることを明示したり、また視聴者を巻き込むようなサンプリングを利用したキャンペーンを開催したりすることで、知名度を大きく向上させれる可能性があります。

YouTube ショートの特徴的な機能ですので、積極的に利用して自分のチャンネルの成長に繋げられる方法がないか是非検討してみてください。

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