YouTube 収益化に新基準追加!チャンネル登録者500人からYPPに参加

YouTube 収益化に新基準追加!チャンネル登録者500人からYPPに参加
(YouTube, AdSense, Play 公認エキスパート)
2023年06月13日 in YouTube
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YouTube の収益化に関してまた大きなアップデートがあります。YouTube パートナープログラム(YPP)に参加して収益化するための新しい基準が追加されます!

まだ最近、ショート動画メインのチャンネルでも収益化のチャンスが広がったばかりですが、より多くのクリエイターが収益化できるように新しい基準・条件が加わります。先に結論を言ってしまうと、チャンネル登録者500人から YPP に参加できるようになります。その他の条件などについてご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

動画でもご紹介していきますので、よろしければご覧ください。

 

新しい基準と条件

皆さん既にご存知だと思いますが、現在チャンネルを収益化する方法は2通り用意されています。1つが「チャンネル登録者1,000人 + 過去1年間の総再生時間4,000時間」です。そして2つ目が「チャンネル登録者1,000人 + 過去90日間のショート動画の総再生回数1,000万回」です。

チャンネル登録者1,000人

いずれかの基準を満たすことで YPP へ申し込みが可能になり、承認されれば収益化できるようになります。しかし多くの方にとってチャンネル登録者1,000人を達成するハードルは高く、その前に諦めてしまったり、1,000人を超えるまで収益を得ることができないのでモチベーションを高く保てない方も多いのではないでしょうか?

しかし今回公表された新基準では、「チャンネル登録者500人 + 過去1年間の総再生時間が3000時間以上」、もしくは「チャンネル登録者500人 + 過去 90 日間のショート動画の視聴回数が300万回以上」のいずれかをクリアすることで YPP へ申し込みができるようになります。

チャンネル登録者500人と条件

この総再生時間や視聴回数は、公開している動画でカウントされるため、非公開にしたり動画を削除したりすると基準に含まれなくなってしまいます。

また、過去 90 日間でアップロードした公開動画が 3 本以上あること。そして現在有効なコミュニティ ガイドラインの違反警告がないことも条件になっているのでご注意ください。

利用できる収益化機能

そしてもう一つ重要な内容があります。チャンネル登録者500人の新しい基準をクリアし YPP に承認された場合、利用できる YouTube の収益化機能は「チャンネル メンバーシップ」「Super Chat」「Super Stickers」「Super Thanks」「YouTube ショッピング」です。いわゆる「視聴者ファンディング機能」が使用できるようになります。

しかし、広告掲載による収益化や YouTube Premium による収益配分は含まれていません。そのため、広告による収益化を行いたい場合は、今まで通りの基準「チャンネル登録者1,000人」と「過去1年間の総再生時間4,000時間」または「過去90日間のショート動画の総再生回数1,000万回」をクリアする必要があります。

広告による収益化が含まれていないのが残念だと思われるかもしれませんが、ライブ配信を行っている方であれば「Super Chat」や「Super Stickers」を登録者500人の段階で受け取れる可能性があります。価値を感じてもらえる動画を公開していれば「Super Thanks」を送ってもらえる可能性もあります。ご自身の商品を持っている場合は、商品のアピールを行うことができます。

今までより早い段階で収益を得られるチャンスが増えることは間違いないので、まずはチャンネル登録者500人を目標にして頑張ってみると良いですね。そして、チャンネルが成長して1,000人とその他の条件をクリアしたら広告が付けられるようになります。

今回公表された新しい基準が追加されるのは、2023年6月14日時点でアメリカ、イギリス、カナダ、台湾、韓国です。まだ日本は含まれていませんが、対象国は拡大されていくので、対象となるまで待ちましょう。

Super Chat や Super Thanks などの視聴者ファンディングによる収益は、視聴者との関わりが重要です。価値のある動画を提供するだけでなく、どのように視聴者にチャンネルを覚えてもらうのか、どのように視聴者と関わり良い関係を作っていくのかも、チャンネルを伸ばしたり収益を得ていくために大切だと思います。

チャンネル規模が小さい段階から、コメント返信やチャットに対する反応など、視聴者と積極的にコミュニケーションを取り視聴者を大切に活動していきましょう。