図解:スマホでアプリのキャッシュを削除する手順(Android&iOS)

スマホで「アプリの調子がおかしい」「古いデータが表示されてしまっている」など、アプリが正常に操作できない・動かないということがあります。一度アプリを閉じて再起動しても調子がおかしい場合、アプリのキャッシュを削除してみることで改善する可能性があります。
このページでは Android と iPhone や iPad などの iOS 端末のスマホやタブレットでアプリのキャッシュを削除する手順をご紹介いたします。
Android アプリのキャッシュを削除する方法
まず最初に Android 端末でアプリのキャッシュを削除する方法をご紹介いたします。Android のバージョンによって表記内容などが多少異なりますが、基本的には同じような手順です。
- スマホの[設定](歯車アイコン)をタップしてください。
- [アプリと通知]をタップします。
- スマホにインストールされているアプリの一覧が表示されますので、キャッシュを削除したいアプリを選択してください。今回は試しに Google マップアプリを選択してみます。
- アプリの詳細画面に入ったら[ストレージ]をタップします。
- [キャッシュを削除]ボタンをタップしてください。
これでそのアプリのキャッシュが削除できました。その画面を閉じてアプリを開いて問題が解消されているか確認をしてみてください。
もしそれでも解消されなければ[キャッシュを削除]の隣りにあった[ストレージを消去]も試してみる価値はあります。ただストレージを消去するとそのアプリで設定されている内容やデータが消えてしまいますので、データのバックアップは予め行っておいてください。
iPhone や iPad などの iOS アプリのキャッシュを削除する方法
iPhone や iPad などの iOS 端末におけるアプリのキャッシュ削除は Android よりも面倒です。Android であれば基本的にどのアプリであっても上記手順によってキャッシュ削除ができます。しかし iOS はアプリごとにキャッシュ削除の方法や手順が異なるのです。
例えば iOS 標準ブラウザの Safari であれば、[設定]アプリ>[Safari]>[履歴とWebサイトデータを消去]から削除を行います。
しかし[設定]からキャッシュ削除が行えるアプリばかりではありません。Safari のように削除ができないアプリも多く、その場合はアプリ内にキャッシュ削除の機能が用意されていることもありますので確認してみてください。例えば LINE や Twitter はアプリ内でキャッシュ削除が可能です。
アプリ内に削除機能がない場合は、一旦アプリを端末からアンイストールして再度インストールし直す必要があります。アンイストールする際はデータのバックアップや引き続きについてしっかりと確認してから行うようにしてください。