アドセンスの審査で「画像を載せてはダメ」は“嘘”ですよ!

アドセンスの審査で「画像を載せてはダメ」は“嘘”ですよ!
(YouTube, AdSense, Play 公認エキスパート)
2021年03月03日 in アドセンス
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こんにちは、Google AdSense 公式ヘルプコミュニティ エキスパートの竹中です。

Google AdSense(アドセンス)を始めるにはお持ちのWebサイト(ブログ等)を審査してもらう必要があります。AdSenseに申請してURL等に問題がなければほとんどの方がすぐに管理画面にログインすることができます。難関だと言われているのがいわゆる二次審査です。※現在は一次審査・二次審査という区分はありません。

Webサイトの審査はGoogleの中の人がWebサイトをチェックします。チェックされる内容は主にポリシー違反がないか、コンテンツが充実しているかだと言われています。具体的なポリシーについては【AdSense プログラム ポリシー】のページをご確認ください。

サイトの審査で苦労する方も多いためか、「○○○をしたら合格した!」「×××はしてはダメ!」などの情報が一人歩きしています。特に多いのが「審査の時は画像や動画を載せてはダメ」という内容です。AdSense のフォーラムや SNS でもよく見かけます。

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審査で画像も動画も掲載してOK!

結論から申し上げると、AdSense の審査を受ける際に「画像も動画も載せてはダメ」という情報は “ です!画像も動画も掲載しても全く問題ありません。

むしろ適切な画像や動画は掲載した方が良いと思います。サイトを閲覧する方のことを考えてみてください。ただテキストがダラダラと記入されている Web サイトを見てどのように感じるでしょうか。魅力的で読みたいと思いますか?

例えば Google の方がもしあなたのサイトを直接見た時、仕事を忘れてでも「このサイトの内容が気になる!今すぐ読みたい!」と思ってもらえるようなコンテンツにすることが理想です。サイトを一瞬見ただけで読んでみたいと思われるサイトに画像は必要不可欠です。画像や動画はより文章を分かりやすくする為に大切だと思いませんか?

ダメな画像や動画

ただし、どのような画像や動画を掲載しても良いわけではありません。「画像を削除したら審査に合格した」とおっしゃる方は、掲載してはダメな画像等を入れていたのだと考えられます。

掲載してはダメな画像や動画としてよく挙げられるのが「権利を侵害しているもの」「アダルト要素のあるもの」です。

特に著作権や肖像権などを侵害している画像や動画は使ってはいけません。例えば芸能人の画像を使ったり、公式にアップロードされていないテレビ番組の動画を使うのもNGです。このような明らかに許可を得ていないような画像・動画を使っていると審査で不合格になります。

YouTubeにアップされていたとしても、その動画が権利を侵害しているものであれば、それを自分のサイトへ掲載してはダメです。
youtubeの動画はAdSenseページに入れても大丈夫?

挿絵として画像を使いたい場合は、ご自身で撮影したものや著作権フリーの画像などを使用するようにしましょう!著者名の表記も不要なものだと使いやすくて便利です。
クレジット表記不要のサイト

ただし権利的に問題のないフリー素材であっても、サイト内にそれらが多すぎると「独自性がない」と判断される可能性があります。可能な限りオリジナルの画像を使い、オリジナル画像を用意できないような場合はフリー素材を活用しましょう。

巷の情報に振り回されることなく、魅力的なコンテンツを作成して審査を受けてください!