AdSense アカウントの種類を変更する方法!個人・組織を間違えた場合も

「AdSense アカウントの種類を間違えて登録してしまった!」
「個人アカウントを組織アカウントに変更したいけど、どうすればいいの?」
AdSense アカウントには2つの種類があります。「個人アカウント」と「ビジネスアカウント(組織)」です。 Web サイト(ブログ等)経由でも YouTube 経由でも、 AdSense アカウントを作成する際はどちらかの種類を選択して登録するのですが、種類を間違えてしまう方も少なくありません。
また、最初は個人で利用していても、後に法人化することで個人アカウントからビジネスアカウントに変更する必要性が出ることもありますね。
今回は AdSense アカウントの種類の変更について詳細をご紹介いたします。
目次
AdSense アカウントの種類は変更できるのか?
まず結論からお伝えすると、AdSense アカウントの種類(「個人」から「組織」へ、または「組織」から「個人」へ)を直接変更することは、多くの場合困難です。
特に、アカウントの種類を間違えて登録してしまい身元確認(本人確認)を承認させることができない場合、種類を変更する手段が今のところありません。そのため、既存のアカウントを一度閉鎖し、正しい種類で新しい AdSense アカウントを作成し直す必要があります。
しかし、間違えて登録しているわけではない場合であれば、アカウントの状況によってはサポートを通じて変更できる可能性もあります。
【重要】個人事業主は「個人」アカウントです!
まず、AdSense アカウントの種類で特に間違いやすいのが、個人事業主の方です。
個人事業主として AdSense を利用している場合でも、アカウントの種類は「個人」を選択するのが正解です。「組織(ビジネスアカウント)」は、法人等の組織として AdSense を利用する場合に取得するものです。
個人事業主の方が誤って「組織」アカウントを取得してしまうと、身元確認(本人確認)の書類提出で問題が発生し、本人確認を完了させることができません。 組織としての証明書が必要になるためです。その結果、収益の受け取りができません。
サポート窓口経由で個人から組織への変更を希望する場合
アカウントの状況によってサポート経由で個人アカウントからビジネスアカウントへ変更してもらえる場合があります。この場合、まずは AdSense ヘルプページ「AdSense アカウントの種類を確認する」ページにある「アカウントの種類を変更する」の項目を確認しましょう。
このページ内に「アカウントの種類変更フォーム」へのリンクが表示されていれば、Google のサポートによって変更が可能な場合があります。
サポートの対象でないアカウントの場合だと、「アカウントの種類変更フォーム」へのリンクが表示されません。
種類を間違えて登録した場合 & サポートが使えない場合
AdSense アカウントの種類を間違えて登録してしまった場合、またはサポートに問い合わせができない場合、既存の AdSense アカウントを閉鎖してから新規で AdSense アカウントを作成し直す必要があります。
AdSense アカウントの閉鎖は、 AdSense 管理画面の[アカウント]>[アカウント情報]>[アカウントを閉鎖]から行うことが可能です。閉鎖後、再度 AdSense アカウントを作成し直してください。
AdSense アカウントを作り直す場合のよくある質問
アカウントを作り直すとなると、いくつかの疑問が出てくるかと思います。特に多くの方が気になるのは以下の内容です。
本人確認や PIN 入力、銀行口座登録、税務情報の登録などができているアカウントで、確定収益が1,000円以上ある場合は収益を受け取ることができます。
アカウントの種類変更・再作成のポイント
AdSense アカウントの種類変更は、多くの場合、既存アカウントの閉鎖と新規アカウントの作成が必要となります。特に、個人の方が誤って「組織」アカウントで登録してしまった場合は、本人確認が完了できず収益化に繋がらないため、速やかな対応が求められます。
- 種類変更: サポート経由で変更できる可能性もあるが、基本は再度作成し直す。
- 収益: 種類を間違えて登録した AdSense アカウントに反映されている収益は回収できない。
- メールアドレス: 新しい AdSense アカウント作成には別の Google アカウントが必要。
- 再審査: 新規 AdSense アカウントでは再度審査が必要。
- 個人事業主: 必ず「個人」アカウントを選択する。
手間はかかりますが、収益を受け取るには必要な手続きなため、今回の情報を参考に、ご自身の状況に合わせて適切な対応で進めてください。