アドセンスの広告ユニットで大きな変更・改善が行われた!

アドセンスの広告ユニットで大きな変更・改善が行われる!
(YouTube, AdSense, Play 公認エキスパート)
2019年12月25日 in アドセンス
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アドセンスの広告ユニット周りで今後大きな変更・改善が行われるとヘルプセンターで情報が公開されました。下記ヘルプセンターでは変更・改善が行われる要素として6つが示されており、お読みいただいてご理解ができる方は問題ないかと思います。
広告ユニットの今後の改善点

ただ上記ページをご覧頂いても「どこのこと?」「何の変更?」と疑問に思われる方も多いと思いますので、このページではどの部分が変更されるのかを簡単にご紹介いたします。

広告サイズ

広告ユニットを作成する際に、広告サイズの初期状態が「レスポンシブ形式」になります。
広告サイズがレスポンシブ

現状でも広告を作成する際に[推奨]としてレスポンシブが表示されている状態です。ヘルプセンター上では「こうしたカスタマイズが不要の場合は、固定サイズの広告ユニットを作成してください」と記載されていることから、サイズを指定することは可能なようです。

広告タイプ

今まで「テキスト広告とディスプレイ広告」「テキスト広告のみ」「ディスプレイ広告のみ」という3つの選択肢が用意されていました。
テキスト広告とディスプレイ広告

しかし今後は「テキスト広告とディスプレイ広告」が標準となり、名称も「ディスプレイ広告」になります。つまりテキスト広告だけ、もしくはディスプレイ広告だけを表示させるという選択ができなくなるということです。

テキスト広告のスタイル

テキストで表示される広告に関してはフォントの種類や色などをカスタマイズすることができました。しかし今後はテキスト広告のスタイルは全て Google 側にお任せになります。
テキスト広告のスタイル

広 告

「表示可能な広告がない」場合の対応を簡略化

アドセンスでは広告ユニットのコードを設置した全ての場所で必ずしも広告が表示されるわけではありません。広告の在庫やページ内容によって表示されないことも多々あります。

今までは広告が表示されなかった場合にどうするかを選択できる項目がありました。例えば他の URL を指定することで、ご自身が別で用意したアフィリエイト広告などを表示させるようなことも可能でした。
広告の表示

今後はこのオプションがなくなり、表示させる広告がなかった場合は広告スペースが折りたたまれるのがデフォルトとなります。

テスト

管理画面[最適化]>[テスト]の部分についてです。既に[テスト]の部分には広告ユニットに関するテストができないようになっているかと思います。過去にはテキスト広告のスタイルをテストできたりしましたが、現状では[ブロックのコントロール]と[広告掲載率]のテストしかできないようになっています。
テストの項目

同期コード

レスポンシブ形式以外の広告コードを取得する際、現状では[非同期]か[同期]を選択できるようになっています。
[非同期]か[同期]を選択

今後この選択するオプションがなくなり、表示される広告コードは非同期のものになります。ほとんどの方がわざわざ[同期]にする理由もないので、特に困ることはないかと思います。