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LINE@があればメルマガは必要ないのか?両者を比較してみて

竹中文人
執筆者:
[最終更新日]2014/04/12
[カテゴリ]Web・IT, ビジネス

LINE対メルマガあなたはビジネスの宣伝ツールとして何を利用していますか?メールマガジン・facebook・twitter・LINEなど様々な宣伝ツールを利用できる現在、どのようなツールを利用するかはビジネスを展開する上で重要なことです。

一昔前までであれば、ネットビジネスの宣伝ツールとしてメールマガジンが大いに活用されてきました。最近ではfacebook・twitter・Google+などのSNSやLINE@(LINE公式アカウント)など多くのツールが次々と出てきます。新しいものが出る度にそれらを宣伝ツールとして利用している方も多いのではないでしょうか。

結局どれが効果あるの?

次々と新しいツールが出てくると、結局どのツールを利用すれば良いのか迷ってしまいます。「とりあえず新しいものに移行する」「複数のツールを併用する」「すぐには新しいものに手を出さず暫く様子を見る」など人それぞれでしょうが、もし迷った時はメールマガジンの選択肢は外さないことをお勧めします。

メルマガと言えばインターネットの宣伝ツールとして昔から利用されてきたものです。「もうメルマガは役立たないのでは?」「今さらメルマガなんて…」と思われる方は多いでしょう。特にLINE@は登録してくれたユーザー(友だち)に対してメルマガと同様にメッセージを流せるので「もうメルマガはいらない」という意見もあります。では本当にLINE@さえ使えば問題ないのでしょうか?

今回は古典的な宣伝ツールであるメルマガと、最近注目を浴びているLINE@について特徴などを考えてみることにします。

メルマガとLINE@の特徴

最初にそれぞれの特徴を簡単にまとめた表をご覧ください。

メルマガ LINE@
月額費用 0円~ 5,000円
個別コミュニケーション
開封率
制限

一つずつ内容を見ていきます。

■月額費用

まず月額費用はメルマガは0円でも配信することが可能で、月額費用がかかるものでも1,000円~2,000円程度です。一方LINE@は月額5,000円(税抜)が必要となります。集客で効果を上げれば月額5,000円であればそれほど負担は大きくないでしょう。

■個別コミュニケーション

メルマガは一方的に情報を流すイメージがありますが、受け取ったユーザーはメールに返信する形で質問や意見をすることが可能です。実際メルマガを配信していると結構ユーザーからの反応があり、個別にコミュニケーションを取る手段としても利用できます。また特定の属性のユーザーに絞り込んでメルマガを配信したりすることも可能です。

LINE@の場合は[ホーム]上の投稿に対して[いいね]を付けたりコメントを残すことはできますが、個別のコミュニケーションができません。LINEなので個別に[トーク]で質問・返答などができるのかと思っていましたが、メッセージを送っても自動返信のコメントが返されるだけです。友だち登録した人の中から特定の人に対してメッセージを送ることもできません。
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■開封率

LINE@の最も優れているのは開封率でしょう。メルマガであればメールを配信しても、実際にメールを開いて読んでくれる割合が一般的に低いと言われています。LINE@の場合は友だちとメッセージのやり取りをしている時と同様に、メッセージを送るとポップアップで表示され通知バーにも表示されるので開封率が高くなります。(※表示は端末の設定によって変わります。)

■制限

メルマガの場合は配信に特別な制限はなく(配信数くらい?)、特にメルマガ配信システムを自分のサーバーに設置するタイプであれば、配信する内容にも制限がありません。情報を伝えるだけ、ECサイトへ誘導する、クーポンの案内など自由な内容での配信が可能です。

一方LINE@は、LINE@を利用できる業種や配信する内容や制限があります。まず実際の店舗や施設を運営する「法人」でないと利用することができません(※雑誌・TV等のメディアは施設不要)。その為、個人で飲食店や美容室を運営されている方は利用できないということになります。またECサイト・インターネットメディア・オンラインゲーム事業者等も利用できません。

この段階で、LINE@を利用できる企業がかなり絞られてしまいます。法人の実店舗・施設がある企業で、ECサイトなどネットビジネスを主としていないことが条件になるのですから…。

結局どちらが効果があるか?

4つの要素を見てきましたが、「結局どちらを利用すれば良いの?」と思わる方もいるでしょう。LINE@の方は開封率が高いのが魅力的ではありますが、最も大切なことは登録してくれたユーザーにとって必要な情報を提供できるかです。クーポンが欲しいと思っているユーザーにイベント情報ばかり流していればブロックされ見られなくなります。かつてのメルマガのように、ユーザーが多くの企業アカウントを友だちに追加すれば、それだけメッセージで溢れかえり鬱陶しいと感じるようになるでしょう。

ユーザーが求めるものを提供できるのであれば、メルマガであってもしっかりと見てくれます。逆に「いま流行っているから」「開封率が良いから」という理由だけでLINE@を利用するのであれば、ユーザーに迷惑がられる可能性すらあります。

メルマガでもLINE@でも効果はあります。LINE@であれば[ホーム]上でユーザーからコメントがあれば一人ひとり返答し、双方向のコミュニケーションを行うなどLINE@の特徴を活かした使い方をすることが大切ではないでしょうか。