YouTube 利用規約が更新!何がどう変わるのかを解説(2022年1月5日適用)

YouTube 利用規約が更新!何がどう変わるのかを解説(2022年1月5日適用)
(YouTube, AdSense, Play 公認エキスパート)
2021年11月24日 in YouTube
記事内にPR・広告が含まれる場合があります

2021年11月23日の夜、 YouTube から利用規約の更新に関するメールが送信されました。以前同様の更新が行われたのは2019年12月でしたので、約2年ぶりとなります。新しい利用規約が適用されるのは2022年1月5日からで、内容は確認できるようになっています。

「何がどうのように変わるのか」が一番気になるところですが、今回の変更が YouTube の利用方法に影響を与えるものではなく、ほとんどのユーザーにとっては影響がありません。これはメール内にも記載されている通りですが、今までの利用規約では分かりにくかった文章をより分かりやすく修正・追加・再編成されます。※以下、今までの利用規約を「旧利用規約」と呼びます。

つまり、今まで問題なく行えていた操作や行為が禁止されるなど、大きな規制をかける類の規約更新ではありません。

しかし、旧利用規約には明言されていなかったものが追加されるなど注目すべき内容もあります。今までと更新後の利用規約を比較しながら、ポイントを簡潔にご紹介いたします。

誤字脱字の修正&日本語として読みやすく

日本語版の利用規約は英語版を翻訳して作成されていることから、日本語としてわかりにくい文章になっている部分もありますし、誤字脱字が含まれていることもあります。今回の更新によって、日本語としてより分かりやすいように文言の改善が行われています。

例えば旧利用規約の文章には『本規約において、「含みます」または「含まれるます」とは〜〜』と誤字がありましたが、今回『本規約において、「含みます」または「含まれます」とは〜〜』に修正されました。
誤字脱字の修正

機能の追加や廃止について

旧利用規約の「本サービスの変更」が「本サービスの開発、改善、更新」となり、文章が追加修正されました。
本サービスの開発、改善、更新

またそれに伴い、旧利用規約にあった「本サービスの変更に基づく YouTube による解除」セクションが削除されました。このセクションに記載されている文章はこのようになっています。

YouTube が独自の裁量により、お客様への本サービスの提供がもはや採算に合わない事業となったと判断するに至った場合、YouTube はお客様またはお客様の Google アカウントによる、本サービスの全部もしくは一部へのアクセスを解除できるものとします。

前回このセクションが追加されたことで、収益化できていないチャンネルや、収益性が低いチャンネルが削除されるのではないかと話題になりました。

実際には、今回の更新で追加されたこちらの文章が意図している内容です。

より優れたサービスの提供に向けたこの継続的な取り組みの一環として、YouTube は(本サービスの全部または一部に)修正や変更を加えることがあります。たとえば、機能の追加や廃止、新しいデジタル コンテンツやサービスの提供、古いデジタル コンテンツやサービスの終了などを行うことがあります。

機能を廃止したり終了

つまり「YouTube にある機能やサービスで、多くのユーザーに使われていないものや古くなったものは機能を廃止したり終了することがある」という意味です。チャンネルの収益化や収益性とは関係がないので、自分のチャンネルは大丈夫だろうかと心配する必要はありません。

広 告

コミュニティ ガイドライン違反警告

今回の更新で追加されたセクションが「コミュニティ ガイドライン違反警告」です。
コミュニティ ガイドライン違反警告

コミュニティガイドラインに違反すると警告が通知され、状況によってはチャンネルが永久に削除されることがある等が記載されています。

この内容自体は、チャンネルを運営されている方であればご存知のものですよね。今までと同様に、ガイドラインに違反すればチャンネルが削除される可能性があるので、ガイドラインは必ず準拠しましょう。

また下の段には、違反警告によってチャンネルが制限された場合、制限を迂回するために別チャンネルを使用することが禁止されていると明記されました。類似の内容はヘルプページ「チャンネルまたはアカウントの停止」に

チャンネルまたはアカウントが停止されたユーザーは、他の YouTube チャンネルまたはアカウントの使用、所有、作成ができなくなる場合があります。

と以前から記載されています。

メインチャンネルが BAN されても別のチャンネルを作成してやり直せば良いと思っている方が多いですが、利用規約上はそのようなことができない可能性が考えられます。実際に、チャンネルが停止された方が別のチャンネルを何度作成しても停止されたり、また収益化できない事例はよく耳にします。

目立った変更点はこれくらいなので、全体が劇的に変わった印象は受けないと思います。利用規約をしっかりと読んだことがないとおっしゃる方は多いですが、ご自身のアカウントやチャンネルを守るためにも、一度は目を通しておくことをおすすめします。

執筆者情報
2004年から当サイト「iscle」を始めた管理者。Google 公認のプロダクトエキスパートとして、YouTube、Google AdSense、Play の公式コミュニティで活動中。スマホアプリ、Web ツールの使い方や最新情報を中心に発信しています。