【速報】YouTube コメントに「チャンネル登録者限定モード」登場!設定方法とメリット

YouTube クリエイターにとって、大きなアップデートが入りました。なんと、動画のコメント欄に書き込めるユーザーを「チャンネル登録者」のみに制限できる機能が実装されました。
※現時点ですべてのチャンネルに展開されていないようです。順次展開されるはずなのでお待ちください。
これまでは、コメント欄といえば「誰でも書き込めるオープンな場所」でしたが、これからはクリエイター自身が「誰にコメントを許可するか」をコントロールできるようになります。
目次
チャンネル登録者限定モード
この機能は、各動画のコメント設定において、書き込み可能なユーザーを以下の条件で絞り込めるものです。
- チャンネル登録者のみ
- 登録期間(どのくらい登録しているか)
Twitch などのライブ配信プラットフォームでは一般的だった「サブスクライバー限定チャット」のような機能が、 YouTube の通常の動画コメント欄でも利用可能になったと考えると分かりやすいでしょう。
設定方法
設定は YouTube Studio から簡単に行うことができます。動画単位で設定が可能で、過去の動画や、これから投稿する動画のどちらにも適用可能です。

- YouTube Studio を開く
- 編集したい動画の[詳細](ペンマーク)をクリック
- 設定項目を下にスクロールし、[すべて表示]をクリック
- 「コメントと評価」のセクションを探す
- 「コメント可能なユーザー」という項目で[チャンネル登録者とメンバー]を選択
- 「必要なチャンネル登録期間」を選択(指定なし、1時間、1日、1週間から選択可能)
チャンネル登録者限定にする「4つのメリット」
「コメントが減ってしまうのではないか?」と心配になる方もいるかもしれません。しかし、この機能を適切に使うことで、チャンネルの質を劇的に向上させる可能性があります。主なメリットは以下の4点です。
1. 荒らしやスパムの完全シャットアウト
最大のメリットは、治安の維持です。これまで、通りすがりのアンチや、自動化されたスパムボットによる書き込みに悩まされていた方も多いのではないでしょうか。
この機能では「チャンネル登録期間」を設定できる点が非常に強力です。例えば期間を「1週間以上」に設定しておけば、「悪口を書くためだけに登録して、書いたらすぐ解除する」といった衝動的な荒らし行為を物理的に防ぐことができます。
2. 「濃いファン」とのコミュニティ形成
書き込みのハードルを上げることは、逆に言えば「そこに書き込まれるコメントの価値を高める」ことにつながります。
荒れたコメントや無意味な宣伝がなくなれば、純粋に動画を楽しんでいるファン同士の交流が活発になります。古参のファンや、いつも応援してくれている視聴者が安心して書き込める環境を作ることは、結果としてチャンネルのエンゲージメント(親密度)を高めることになります。
3. チャンネル登録への強力な動機付け
この機能は、チャンネル登録者数を増やすための「攻め」のツールとしても機能します。
動画を見て「面白い!」「質問したい」「意見を言いたい」と思った視聴者がコメント欄を開いたとき、「この動画にコメントするにはチャンネル登録が必要です」というメッセージが表示されます。視聴者の「参加したい」という熱量を、そのままスムーズにチャンネル登録というアクションへ繋げることができます。
4. 動画単位で設定できるリスク管理
この機能の素晴らしい点は、チャンネル全体で一律設定するのではなく、「動画ごとに」オンオフを選べることです。
- 普段の動画はオープンにして、多くの初見さんを歓迎する
- 賛否両論が起きそうな「物申す系」の動画や、デリケートな話題の時だけ限定モードにする
このように使い分けることで、炎上リスクをコントロールしながらチャンネル運営を行うことが可能になります。
治安維持とファン化を同時に叶える神機能
YouTube のコメント欄は、クリエイターと視聴者をつなぐ大切な場所ですが、同時にストレスの源になることもありました。今回のアップデートは、クリエイターが自分のチャンネルの「空気感」を自分でデザインできるようになったことを意味します。
まずは、過去に少し荒れてしまった動画や、これから投稿する勝負動画でテスト的に導入してみてはいかがでしょうか。


