評価される「有益なコンテンツ」って何?重要な3つのポイント

「有益なコンテンツを作りましょう!」
「優れたコンテンツを作成しましょう!」
「価値あるコンテンツを提供してください」
これらはあなたも何度も聞いたことがあるのではないでしょうか?
「ユーザーからも Google からも評価されるには有益なコンテンツを作成しなければならない」というのはよく言われることですし、私もこのサイトや YouTube の動画内でも「重要なことはユーザーにとって有益なコンテンツを作成すること」と何度も言っています。
しかし、理屈としては分かるけど「具体的に有益なコンテンツや価値あるコンテンツがどのようなものか分からない」と思われる方が多いのではないでしょうか。今回はどのようなコンテンツにすれば良いかの重要なポイントを3つご紹介したいと思います。
※このページの内容は YouTube でも分かりやすくご紹介しております!
すごい情報である必要はない!
「有益」「優れた」「価値ある」と聞くと、何かすごい情報にしなければならないと思っていないでしょうか?例えば、”専門家による他では提供されていないとっておきの深い情報” のようなものにしなければならないと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そのようなすごい情報の提供を目指していくのは良いことだと思います。ただ常にすごい情報を提供するのは難しいことですし、多くの方が「自分にはそんなすごい情報がない」と思われるでしょう。
しかし、有益なコンテンツというのは「誰かにとって役に立つ」ものです。必ずしもすごい情報である必要は全然ありません。例えば
「自分がちょっと困って解決したこと」
「友達や家族の手助けになること」
など身近な問題や悩みを解決できるような、ちょっとした情報をコンテンツにすればいいのです。
例えば、私が作成した「Googleマップを使用して駐車場所を記録する方法」というページと動画がありますが、私自身が普段ショッピングモールなどに行った時に駐車場所を忘れてしまうことが多いという自分の悩みの解決策をコンテンツにしたものです。
アドセンスや YouTube 関連のコンテンツについても、自分が気になることや失敗したこと、よく知人から相談されることをベースに作成しています。
誰でも知っているネタでも良い
さて、「すごい情報でなくても良いのは分かった。でも誰でも知っていることしか思いつかない。」とお悩みになる方も多いですね。
でも「誰でも知っている」と思うような内容でも知らない人は想像以上に多いです。むしろ、そういう内容こそ親切丁寧にコンテンツを作成すれば、想像以上かつ安定的に求められたりします。
例えばこれをご覧になっているあなたであれば、「YouTube で動画を検索して見る方法」なんて当然お分かりになると思います。「Gmail でメールの返信をする方法」だって当たり前のようにできていることだと思います。
しかしそれらができず困っている方は想像以上にいます。それらの方法を親切丁寧に分かりやすく解説したコンテンツを求めている人は多いです。自分の常識や当たり前は、他の人にとって有益なコンテンツになり得ます。
あなたが普段当たり前のようにやっていることでも、「もしかしたら知らない人もいるかも」「これを知らない人に伝えるにはどうしたら良いだろうか」と考えてみると、多くのネタが生まれるのではないかと思います。
ネタはかぶっても良い
では「すごい情報でなく、誰でも知っているようなことでも良い。でもそれだと他人とネタがかぶってしまう。」とお考えになるでしょう。
しかしネタそのものは他人とかぶったって問題ありません。どのようなネタであったとしても、全くかぶらないようなネタは早々ないです。もし全くかぶらないネタでコンテンツを作成したとしても、他の人がかぶせてくる可能性もあります。
「他の人とネタがかぶるから…」とコンテンツ作成を諦める必要は全然ありません!ネタが同じでも、自分の言葉、自分が体験したことなどを伝えれば全く違うコンテンツになります。伝えたい相手(年齢層・性別・職種など)によって切り口や伝え方を変えても良いですね。
ただし自分の言葉や体験したことを伝えなければ「有益なコンテンツ」や「独自性のあるコンテンツ」から離れてしまうのでご注意ください。また他人独自のネタをパクるという意味でもないです。
他にも、過去に自分自身が公開したコンテンツとかぶっても問題ありません。過去の自分のコンテンツを超えられるように磨きをかけアップデートしたものであれば、よりユーザーにとって役立つものになるわけですから。
重要なことは、難しい情報や複雑な情報を伝えることではなく、誰かにとって役立つことを分かりやすく伝えることではないでしょうか。今回の内容がコンテンツ作りの参考になれば幸いです。