AdSense 関連コンテンツ廃止で Multiplex 広告に!7つの対応策とは

AdSense 関連コンテンツ廃止で Multiplex 広告に!7つの対応策とは
(YouTube, AdSense, Play 公認エキスパート)
2021年11月25日 in アドセンス
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日本時間の2021年11月24日に Google AdSense(アドセンス)から、関連コンテンツの重要な変更についてメールが届きました。多くのユーザーに使用されている広告の一つ「関連コンテンツ ユニット」が事実上廃止されます。

そして2022年3月1日からは「Multiplex 広告(マルチプレックス)」に名称が変更になり、広告だけが表示されるようになります。

今まではサイト内の記事のサムネイル及びタイトルが表示され、その中に広告が一部表示されるものでした。つまり、サイト内の関連記事にプラスして広告も表示され収益化できるのが魅力でした。

それが Multiplex 広告に変更されることで、サイト内の関連記事は表示されなくなり、広告だけしか表示されなくなるのです。

最近の AdSense は、自動広告によって多くの広告がページ内に表示されるようになりました。サイト運営者としても「ちょっと広告が多すぎるのではないか」と感じてしまうほどです。私個人的には関連記事の表示がなくなり全て広告になってしまうのは、流石に多すぎではないかと思ってしまいます。

関連コンテンツは一定の条件をクリアしないと使用できませんが、収益性も良く、使用しているユーザーも多い広告ユニットです。私のサイトでも収益の割合は決して少なくありません。

おそらく Multiplex 広告になった場合、収益性は悪くないでしょう。以前から「関連コンテンツに広告しか表示されないことがある」と報告もあったので、数多くのテストもされていると考えられます。

とは言え、広告だらけになってしまうので使用し続けるかは悩ましいです。実際に広告だけしか表示されていないページを見たことがありますが、正直違和感や鬱陶しさがありました。

そこで、関連コンテンツが廃止され Multiplex 広告に変更になるにあたり、考えられる対応策を7つご紹介します。

1. Multiplex 広告として使う

関連コンテンツの広告コードはそのまま Multiplex 広告として機能します。つまり新規で広告コードを取得して設置し直す必要はありません。自動で Multiplex 広告に移行してくれるので、もし Multiplex 広告として使用したい場合は必要な手続きや操作は不要です。

収益性やユーザビリティへの影響も、実際に試してみないと分からないので、とりあえず様子を見たい方は Multiplex 広告を使用してみると良いかと思います。

2. 表示する広告数を減らす

関連コンテンツユニットでは行と列の数を調整することで、関連記事や広告の表示数をある程度コントロールすることが可能でした。Multiplex 広告も同じようにコントロールすることができるか現時点では分かりませんが、表示数はある程度コントロールできるのではないかと思います。

例えば今まで関連記事と広告合わせて10個表示していたのであれば、4つや6つに減らすなど、広告の数を調整しながら使用し続けることも良いのではないでしょうか。

広 告

3. 削除する

SNS での反応を見ていると、関連記事が表示されないのであれば使用しないとお考えの方も多いようです。削除して広告を表示しないのも一つの手段だと思います。

関連コンテンツは複数の広告の情報を読み込まなければならないので、ページの表示スピードを遅くする原因にもなっていました。削除することで表示スピードの改善につながる可能性があります。

4. 通常の広告ユニットに変える

関連コンテンツは削除して別の広告ユニット(ディスプレイ広告など)に置き替えることも可能ですね。

ただし、今まで関連コンテンツの前後にディスプレイ広告を設置されていた場合は置き替えるのはやめましょう。ディスプレイ広告を連続して表示させることはポリシー違反になる可能性があります。

5. 自前で関連記事を用意する

ユーザーにサイト内を巡回してもらうことを目的に関連コンテンツを使用されていたのであれば、自前で関連記事を表示させるための仕組みを取り入れることも選択肢になるかと思います。

例えば WordPress であれば「WordPress Popular Post」など関連記事を表示させるプラグインがあるので簡単に導入することが可能です。私も AdSense の関連コンテンツを導入する前は、プラグインで関連記事を表示させていました。

ただプラグインによっては負荷が大きく、サイトの表示スピードに影響を与えたり、サーバーから怒られることもあります。使用する際はご注意ください。

6. 自前の関連記事にインフィード広告を入れる

自前で関連記事を表示させることにした場合、その中に AdSense のインフィード広告を入れることで今までの関連コンテンツのように見せるることも可能ではないかと考えられます。インフィード広告はデザインのカスタマイズ性に優れている広告です。
アドセンスのインフィード広告

自前で関連記事の表示ができる方であれば、この方法で収益性を大きく変えることなく対応できる可能性があります。

7. 別の広告ネットワークの関連記事&広告を使う

関連記事に広告を表示させれる広告ネットワークは AdSense だけではありません。Taboola(タブーラ)や Popin(ポップイン)など、AdSense 以外の広告ネットワークを使用することで関連記事と広告を表示させることは可能です。

ただ、サイトの月間 PV などの条件をクリアしていないと申請できない広告ネットワークも存在します。 AdSense のように簡単に申請できない可能性も高いので、各広告ネットワークの申請条件などをご確認ください。

関連コンテンツが使用できなくなるのは2022年3月からなので、それまでにどのように対応するかじっくりと検討してみてください。

執筆者情報
2004年から当サイト「iscle」を始めた管理者。Google 公認のプロダクトエキスパートとして、YouTube、Google AdSense、Play の公式コミュニティで活動中。スマホアプリ、Web ツールの使い方や最新情報を中心に発信しています。