ギャンブル系サイトでアドセンス広告設置はポリシー違反?

ギャンブル系サイトでアドセンス広告設置はポリシー違反?
(YouTube, AdSense, Play 公認エキスパート)
2019年10月29日 in アドセンス
記事内にPR・広告が含まれる場合があります

こんにちは、Google AdSense 公式ヘルプコミュニティ エキスパートの竹中です。

「パチンコやスロットの情報サイトにアドセンスの広告を設置しても大丈夫なの?」
「宝くじや競馬・競輪のサイトは?」
「カジノの情報メインのコンテンツだとポリシー違反?」

アドセンスのヘルプフォーラムでも、「パチンコやスロットなどのギャンブル系のコンテンツを掲載しているサイトにアドセンスの広告を設置することは大丈夫なのか」というご質問が多くあります。

公式ヘルプページ【Google サイト運営者 / パブリッシャー向け制限事項】のページには「ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ」という内容があり、例として下記のことが記載されています。

オンラインの現金賭博や、現金や品物と引き換えることができるマネーなど価値のあるアイテムをゲームの成果に基づいて受け取ったり賭けたりできる、インターネット ベースのゲームを宣伝するコンテンツ

上記の内容からオンラインカジノなどの情報ページにアドセンス広告を設置することは制限されていると分かります。しかしパチンコやスロット、競馬や競輪・競艇のサイトは大丈夫なのか明確に判断がつかないと感じる方も多いと思います。

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公営ギャンブルであれば大丈夫

公営ギャンブルなら AdSense 大丈夫

結論から言うと「公営ギャンブル」であればポリシー違反となりません。公営ギャンブルというのは法律によって許可されているギャンブルで、競馬・競輪・競艇・オートレース・パチンコ・スロット・宝くじなどが該当します。ですからパチンコの情報サイトなにアドセンスの広告を入れることは問題となりません。

サッカーの toto(トト)もくじに入りますし、法律によって日本で認められているものですので大丈夫です。

しかし禁止コンテンツのページにも記載されているように、オンラインカジノや違法賭博に関するページへの広告設置は許可されません。例えばパチンコやスロットの情報であったとしても、許可されていない店舗での話題であったり、賭け麻雀の内容であればポリシー違反となります。

また自分のサイトでオンラインカジノ等の情報を記載していなくても、それらのページへリンクすることも NG となります。例えばオンラインカジノのアフィリエイトリンクを設置することもポリシー違反となるので注意してください。

この記事を書いている時点では日本でカジノは許可されていませんので、オンラインでなくてもカジノの内容を記載したページに広告を設置しないようにしてください。

ギャンブル系コンテンツは稼げるの?

ギャンブル系のコンテンツだと広告のクリック単価も高そうで稼げるようなイメージがありませんか?確かに高単価の広告もありますが、全てのサイトで収益性が高くなるとは限りません。

他のジャンルであっても同じことが言えますが、時期やコンテンツによって収益性が高くなることも低くなることもあります。ですから「ギャンブル系 = 稼げる」と単純に思わない方が良いでしょう。

またこのジャンルのコンテンツを提供しているサイトはそれなりにありますので、「今日パチンコをやって来ました」のような記事でアクセスを集めたり収益を上げることは難しいです。企業で力を入れて運営しているサイトもたくさんありますしね。

広告の配信を許可している?

アドセンス広告でもギャンブル系の広告が配信されますが、配信を許可しているかを確認してください。

アドセンス管理画面の[広告の許可とブロック]>[コンテンツ]>[すべてのサイト]or[対象のサイト] >[制限付きのカテゴリ]から「ギャンブル、賭博(18 歳以上)」を許可にする必要があります。
ギャンブル・賭博の広告配信を許可する

許可していないとギャンブル系の広告は配信されません。