テレプロンプターはトークが苦手なYouTuberに超お勧め!カメラの前に台本を

テレプロンプターはトークが苦手なYouTuberに超お勧め!カメラの前に台本を
(YouTube, AdSense, Play 公認エキスパート)
2023年02月16日 in YouTube
記事内にPR・広告が含まれる場合があります

YouTube の為に動画を撮影する際、事前に話す内容を台本として用意されている方は多いと思います。例えばあらかじめワードに文章を書いておいたものを印刷して、それをカメラの横や下などに貼り付けてカンペとして使用されている方、スマホやタブレットをカメラの近くに置いてカンペにしている方など様々ですね。

私も最初の頃は紙に印刷したものをカメラの下にテープで貼り付けていたり、パソコンのモニターの上にカメラをセットしていたりしていました。
カメラの下にカンペをテープで貼り付ける

事前にある程度の内容を練習し暗記していたとしても、カンペを見ないと伝えるべき内容を飛ばしてしまったり、話の順番がぐちゃぐちゃになってしまったりして何度も撮り直さなければならなかったりしますね。あなたも動画撮影に時間がかかりストレスの原因になっていないでしょうか?

YouTuber の中には「台本なんて作らない方が自然に話せていい」「台本なしでも話せるようにならないと駄目だよ」「アドリブがあるからいいんだよ」と仰る方もいます。確かにその通りなのかもしれません。でもカメラの前で話慣れていない人やトークが苦手な人にとっては台本なしというのは正直厳しいのではないかと思います。

私自身も台本がないと、伝えるべき内容をしっかりと伝えるのは難しいです。話の流れがぐちゃぐちゃになってしまったり、途中で何を言っているのか分からなくなったり、頻繁に噛んでしまいます。そもそも話をするのも苦手なので私は台本が必須となっています。

ただ台本をカメラの下などに置いている場合、目線がチラチラと下にいくので視聴者によっては「何か不自然」「カンペを見ているんだな」と感じてしまう方もいます。

また事前に練習してある程度内容を暗記していても、次に話す内容のことを忘れたり間違えたりしないように意識するため、自分の顔の表情にまで気をつけることができなかったり、身振り手振りすることを忘れてしまったりします。

きっと上記のような私と同じ経験をされている方は少なくないはずです。そのようなトークが苦手で台本が必要な YouTuber にお勧めしたいのが「テレプロンプター」と呼ばれる機材です。

テレプロンプターとは?

テレプロンプターというのは簡単に言うと、カメラのレンズの前に台本などのカンペを表示することができる機材です。スマホやタブレット、パソコンなどの画面をガラスに反射させるという仕組みなのですが、カンペが撮影された映像には映りません。

例えばテレビでニュースキャスターやアナウンサーがカメラ目線で難しいニュースをスラスラと伝えているのを見て「こんなに長い文章を暗記して、しかも間違えないなんてすごいな。」と思ったことはないでしょうか?でも多くの場合はテレプロンプターに映し出されたカンペを読んでいるのです。

実はこのテレプロンプター、最近 YouTuber の中でも使う人が多くなっています。カメラの三脚に簡単に取り付けることができ、スマホやタブレット端末を乗せて台本を映し出すことが可能です。

実際に台本を映し出しているところをご覧頂いた方が早いと思います。テレプロンプターを使用ししてる様子を YouTube に投稿していますのでぜひご覧ください。

広 告

テレプロンプターの値段は?低価格でも買える!

素人でも簡単に使えるテレプロンプター。業務用のものであれば数十万円以上することもありますが、業務用でなければ低価格で販売されています。種類もいくつかあり1万円〜7万円くらいです。価格に幅がありますが、安いものだとスマホだけしか設置ができなかったりします。

私が使用しているのはこちらの「Teleprompter Instructions」というものです。スマホだと文章を映し出すのには小さいかなと思ったのと、大は小を兼ねるだろうということで iPad も乗せられるものにしました。価格は35,000円〜40,000円くらいで販売されています。

Teleprompter Instructions
キャディーバディー製テレプロンプター。簡単に三脚に取り付けることができ、プロ仕様のビームスプリッターガラス(70%可視光線透過率)によりカメラへの映り込みの心配はありません。

正直安くはないですし数ヶ月間悩んで購入しましたが、もっと早く購入すれば良かったと思っています。

※値段もまちまちなのでご自身に合ったものを探してみてください。私が使用している「Teleprompter Instructions」はタブレットも乗せられますが、スマホだけで良いのであればこちらの小型プロンプター「Parrot2」も人気があるようです。

小型プロンプター「Parrot2」
スマホの映像を映し出すのに最適な小型のプロンプターです。

テレプロンプターを使うメリット

長い期間買うのを悩まず早く購入すれば良かったと思ったのは、想像以上にテレプロンプターを使うメリットがあったからです。

まずカメラ目線で堂々と話すことができるようになったことです。カンペを見るためにチラチラと目線を外す必要がなく、「次に話す内容は○○で…」と常に頭のなかに置いておく必要が無いので、身振り手振りを増やすことができます。

もちろん話す内容がカメラの前に映し出されているので、話の内容を間違える心配もありませんし、噛む頻度もかなり少なくなりました。そのため撮り直しをする回数がかなり減ったので、撮影時間だけでなく編集時間も大幅に減りました

YouTube に動画を投稿するまでに一番時間がかかるのって動画編集だという方は多いと思いますが、撮り直しが減るだけでも編集時間をかなり短縮できます。短縮できた時間で内容をより良くするための見直しに使ったり、練習時間に回すことができると思います。

また「台本があるとアドリブが入れられない」ということもなく、カンペの中に少し余白を入れておいたり、話すスピードを調整しながら話すことでアドリブを入れることもできます。

まだカメラに慣れていない人やトークが苦手な人にテレプロンプターはとてもお勧めです。これを使うことでカメラの前で堂々と話すことに慣れてきますし、自信も付いてくると思います。私のように話が苦手、いつも上手く話せない、撮影や編集に時間ばかりかかるという方、一緒に頑張りましょう!