YouTube でプレゼント企画はポリシー違反?違反にならない方法とは

YouTube でプレゼント企画はポリシー違反?違反にならない方法とは
(YouTube, AdSense, Play 公認エキスパート)
2021年12月24日 in YouTube
記事内にPR・広告が含まれる場合があります

今回は、YouTube でプレゼント企画を行うことはポリシーやガイドラインに違反するのかについてお話していきます。結論を言ってしまうと、プレゼント企画の方法によって違反になりますし、違反をしているチャンネルは結構あります。どのような方法だとダメなのか、そしてどのような方法なら大丈夫なのかもご紹介していきます。

プレゼント企画はスパムになる?

さて、SNS ではフォロワーを増やす手段の一つとしてプレゼント企画があります。例えば Twitter だと「フォロー&リツイートしてくれた人に Amazon ギフト券をプレゼント」のようなキャンペーンはよく見かけますし、LINE 登録で情報をプレゼントするものもよくあります。

YouTube でも同じように「プレゼント企画を行ってチャンネル登録者を増やせば良いのでは?」と考えたことはないでしょうか?例えば「チャンネル登録してコメントしてくれた方から抽選で○名にAmazonギフト券プレゼント」のようなものです。

実際に行っているチャンネルもありますが、これはインセンティブスパムというポリシー違反に該当する可能性があります。
インセンティブスパム

スパム、欺瞞行為、詐欺に関するポリシー」のページにはこのように記載されています。

視聴回数、高評価、コメントなど YouTube のエンゲージメント指標を販売するコンテンツ。このタイプのスパムには、チャンネル登録者数や視聴回数などの指標を増やすことだけを目的とするコンテンツも含まれます。

チャンネル登録に限らず、視聴回数、高評価、コメントなどのエンゲージメントを増やすためのコンテンツが違反となります。そのため、登録者などのエンゲージメントを増やすことを目的としたプレゼント企画は行うべきではないのです。

違反だと判断されれば、チャンネルが収益化できない、違反警告が来る、チャンネル停止などが考えられます。実際、頻繁にプレゼント企画を行っていたチャンネルが、収益化審査に通らないと相談を受けることが度々あります。

また違反警告やチャンネル停止のような、分かりやすい目に見えるペナルティがあるとは限りません。不正にチャンネル登録者を獲得したと判断されたものに関しては、収益化基準に含まれなかったり、後で登録者数が除外されたりします。

チャンネル登録者など、エンゲージメントを増やすことを目的にしていなくてもやってしまわないようにご注意ください。これはお金や物以外であっても注意が必要です。例えば「チャンネル登録をしてくれた人限定で情報を提供する」などがあります。

お金や物などに限らず、何かしらの対価を与えることによってチャンネル登録や高評価などのエンゲージメントを操作することが問題となるため、情報であってもポリシー違反になる可能性があります。

ちなみに、動画内の広告をスキップせずに視聴することや、広告をクリックすることをプレゼント企画応募の条件にするような行為も絶対にやってはいけません。これは AdSense の無効なインプレッションに該当し、AdSense アカウントの即停止につながる重大なポリシー違反です。

ポリシー違反にならないプレゼント企画の方法

さて、このようにお話すると

「YouTube でプレゼント企画はやってはいけないのか?」
「違反にならない方法はないのか?」

と思われるかもしれません。

でも、ポリシー違反にならないようにプレゼント企画を行うことは可能です。YouTube で問題となるのは、今お話してきたように YouTube 上のエンゲージメントを操作し歪めることなので、歪めないように行えば良いだけです。

応募条件に注意する

まずチャンネル登録や高評価などのエンゲージメントにつながるアクションを、プレゼント企画応募の条件にしないことです。
プレゼント企画応募の条件

つまり、チャンネル登録者を増やすことを目的として行わないことですね。プレゼントで誘惑して登録してもらったとしても、その後あなたの動画を視聴してくれる可能性は低いですし、企画終了後に登録解除する可能性も高いです。

お金や物で釣って登録してもらっても、結局無意味になることが多いかと思います。これは YouTube に限らず他の SNS でも言えることではないでしょうか。

広 告

応募は YouTube 外でできるようにする

さらにもう一点。プレゼント企画への応募を YouTube 内で行わないことです。どういうことかと言うと、例えばコメント欄にコメントを残してもらうことで応募できるような方法はやめましょう。応募するためにコメントを強制すれば、コメントに関するエンゲージメントを操作していることになります。

それに、YouTube のコメント欄から応募してもらったとしても、今は YouTube でダイレクトメッセージ機能がありません。つまり YouTube 内で当選者へ連絡する手段がないですね。

応募する方法としてよく使われるものが2つあります。

1つ目は応募フォームを用意して、そこから応募してもらう方法です。例えば Google フォームを使用すれば、無料で応募フォームが簡単に作成・公開できます。
Google フォーム

フォームの作成はパソコンからでもスマホからでもできますし。もちろん、応募する際の入力もパソコンとスマホ両方から可能です。

2つ目は Twitter やインスタグラムなど、他の SNS にメッセージを送ってもらったり、コメントを残してもらうことで応募してもらう方法があります。自分の SNS のアカウントを知ってもらいたい場合に有効な手段ではないかと思います。ただし、使用する SNS 側の規約にも違反していないかはご確認ください。

今回のまとめです。

  • YouTube でプレゼント企画を行うこと自体は問題がありません。
  • ただし、チャンネル登録や高評価、コメントすることをプレゼント企画応募の条件にすることはしないようにしてください。
  • 応募方法は YouTube 以外の SNS や応募フォームからできるようにしましょう。

ポリシー違反にならないように、ぜひ素敵なプレゼント企画を行ってください!

執筆者情報
2004年から当サイト「iscle」を始めた管理者。Google 公認のプロダクトエキスパートとして、YouTube、Google AdSense、Play の公式コミュニティで活動中。スマホアプリ、Web ツールの使い方や最新情報を中心に発信しています。