Gmailではメールの返信をしようとすると、相手のメール内容が引用の形で挿入されてしまいます。引用があることが便利であるという場合もありますが、メールのやり取りをする度に引用が付いて長くなってしまうというデメリットもあります。スレッド形式で表示されるGmailでは、相手のメール内容を確認しながらメールを作成できる為、引用が不要であるという意見も多くあります。
では、Gmailで引用をしない設定方法はあるのでしょうか?今回はスマホのGmailアプリとパソコンでの設定について紹介したいと思います。
Gmailアプリでの引用削除
Android端末でGmailアプリを使用している場合は簡単で、メールを返信する際に表示される「元のメッセージ」のチェックを外すだけ!これだけで引用を付けないでメールを送ることが出来ます。
ではiPhoneやiPadでは?
iPhoneやiPadのiOSでは、現時点(2015/6/1)でAndroidのようにチェックを外すだけで引用されないよにする設定がありません。そのため、わざわざ手動で引用部分を削除する必要があるのです。
Gmailアプリからでなく、ブラウザから「簡易HTML形式」を利用すればチェックで引用のオン/オフを切り替えることは可能です。※パソコンと同様の方法なので、下記のパソコンでの方法をご覧ください。
iOSでも簡単に引用しない設定ができるようになれば良いのですが・・・。改善されるようにGmailアプリの設定内にあるヘルプとご意見からフィードバックしてください!
パソコンでの引用削除
パソコンでは「簡易HTML形式」にしている場合のみ、「返信に元のメッセージを含める」というチェックボックスが表示されます。このチェックを外せば引用を含めずに返信メールを作成することが可能です。
残念ながら「標準HTML形式」では、引用のオン/オフを切り替えるような設定はありません。手動で削除するしかないので、今後簡単に切り替え可能な設定が実装されるのを期待したいところです。