AdSense広告がポップアップ/ポップアンダーを表示するサイトで禁止

AdSense広告がポップアップ/ポップアンダーを表示するサイトで禁止
(YouTube, AdSense, Play 公認エキスパート)
2021年03月15日 in アドセンス
記事内にPR・広告が含まれる場合があります

2017年7月11日(米国時間)に、アドセンス広告の設置に関して新しい禁止項目が追加されました。今回追加されたポリシーは、ウィンドウのポップアップやポップアンダー周りについてのポリシーです。

具体的にどのような内容なのかを見ていきたいと思います。

ウィンドウによる制限

広告の配置に関するポリシー」のページには下記のように記載されています。

ポップアップ / ポップアンダー ウィンドウでの広告掲載
ユーザーが意図した操作(クリックなど)とは関係なく表示されるウィンドウに、Google 広告を掲載することはできません。また、ウェブブラウザの [戻る] ボタンや [進む] ボタン、編集可能な URL 欄などのナビゲーション機能のないウィンドウに Google 広告を掲載することも許可されません。

まず、ユーザーがリンクやボタンなどをクリックしていないにも関わらず自動で表示されるウィンドウにアドセンス広告を掲載することができなくなりました。ユーザーがクリックなどのアクションがあって表示されたウィンドウであったとしても、戻るボタンや URL の入力欄を非表示にしてあるウィンドウの場合は広告を掲載できません。
自動ポップアップで広告掲載禁止

普通にブログをされているような方であれば、このような動作がブログで起きることは無いのと思います。

広 告

ポップアップの数とポップアンダー

もう一つ追加されたものが下記のように記載されています。

ポップアップまたはポップアンダーを表示するサイトでの広告掲載
ポップアップを 4 つ以上表示するサイトに Google 広告を掲載することはできません。サイトでポップアップを表示する場合、ポップアップでサイト操作の妨害、ユーザー設定の変更、ダウンロードの開始、ウィルスの散布を行うことは禁止されています。

ポップアンダーを表示するサイトに Google 広告を掲載することはできません。

ポップアップを4つ以上表示させているサイトにアドセンス広告を掲載できず、3つ以下であってもユーザーが快適にサイトを観覧できないような邪魔なポップアップであったり、ブラウザの設定を変更したり、勝手にファイルをダウンロードするような機能があるポップアップを表示しているサイトでも広告は掲載してはいけません。
ポップアップウィンドウで AdSense 禁止

つまりユーザーにとって使い勝手が悪くなるほどポップアップを使用してはいけないということであり、またユーザーの意思とは関係のない動作を起こさせてはいけないということです。

また「Google AdSense を導入しているサイトを読み込むことも許可されません」という記述もあるため、ポップアップを使用してページを表示する場合は十分注意する必要があります。

ポップアンダー

「ポップアンダー」という、あまり聞き慣れないものがありますね。ポップアップが今見ている画面の上にウィンドウが表示されるものに対して、ポップアンダーは今見ている画面の下にウィンドウが表示されるものを言います。ですから今見ている画面を閉じて初めて、別のウィンドウが表示されていることに気付く場合があります。
ポップアンダーがあるサイトに広告掲載禁止

ポップアンダーで開いたページにアドセンス広告を掲載してはいけないのではなく、ポップアンダーを表示しているサイトは広告の掲載ができないことに注意してください。