警告⚠️フリーWi-Fiは絶対にそのまま使うな！個人情報が盗まれます

もしかして、無料 Wi-Fi （フリー Wi-Fi ）使用していませんか？実はフリー Wi-Fi によって、あなたのスマホの中身を丸裸にしたり、個人情報を盗まれる危険があります。カフェやファストフード店などで何気なく接続している、その Wi-Fi 大丈夫ですか？

「そんな大げさな話、自分には関係ない」

多くの方が、そう思うかもしれません。その気持ちはよく分かります。しかし、実際にフリー Wi-Fi には様々なリスクが潜んでいます。今回の動画では「どうしてフリー Wi-Fi が危険なのか？」「どうすれば個人情報を守れるのか？」を簡潔に分かりやすくご紹介いたします。

なぜ、フリー Wi-Fi は「危険」なのか？

「少し考えすぎでは？」と思われるかもしれません。しかし、フリー Wi-Fi には、その構造上、避けることのできない3つの重大な落とし穴が存在します。

通信が暗号化されておらず無防備

まず理解すべき最も重要な点は、フリー Wi-Fi では通信が「暗号化」、つまりカギがかけられていないことが多いという事実です。スマホであれば、 Wi-Fi 接続時に鍵アイコンが表示されているかで判断できます。鍵アイコンがないものは暗号化されていません。

これは、手紙を「ハガキ」で送る行為に例えられます。

ハガキは、配達される過程で誰でもその内容を読むことができてしまいます。それと同様に、暗号化されていない Wi-Fi 上を流れるデータは、同じネットワークに接続している悪意のある第三者がいれば、特殊なツールを用いることで簡単にその内容を傍受（ぼうじゅ）できてしまうのです。

あなたが閲覧しているウェブサイトの履歴、入力している ID やパスワード、送受信しているプライベートなメッセージ。それら全てが、あなたの知らないところで筒抜けになっている可能性を、常に否定できません。

パスワードが「公開」されていると暗号化の意味がない

「鍵のマークがついているから、パスワードも入力したし、この Wi-Fi は安全だ」そう思っていませんか？実は、それも大きな落とし穴です。

カフェの壁に貼ってあったり、店員さんに教えてもらったりするパスワードは、あなただけでなく、その場にいる不特定多数の人、もちろん攻撃者も同じパスワードを使って接続できてしまいます。

これは、「合鍵を全員に配っている部屋」に入るようなものです。部屋に鍵はかかっていますが、悪意のある人も同じ合鍵を持っているので、簡単に入れてしまいます。そして一度中に入ってしまえば、同じ部屋にいるあなたの会話を盗み聞きするのは、容易なことなのです。

つまり、公開されたパスワードは、実質的にパスワードがないのと同じくらい危険な状態であり、「鍵マークがついているから安心」とは、決して言えないのです。

本物になりすました「偽の Wi-Fi スポット」という巧妙な罠

さらに悪質で、より直接的な脅威となるのが、本物そっくりの「偽 Wi-Fi スポット」です。これは通称「悪魔の双子（ Evil Twin ）」と呼ばれる攻撃手法です。

これは、攻撃者が意図的に仕掛ける、極めて悪質な罠です。多くの方が、まさか Wi-Fi スポットそのものが偽物だとは思っていませんよね。

1. あなたがよく利用するカフェに、「 Cafe_Free_WiFi 」という正規の Wi-Fi があるとします。
   
2. 攻撃者は、ノート PC などの機器を使い、それと全く同じ、あるいは酷似した名前の「Cafe_Free_WiFi 2」を設置します。
   
3. この偽の Wi-Fi に接続してしまうと、どうなるでしょうか…。

その瞬間から、あなたのデバイスが行う全ての通信は、攻撃者の用意したコンピューターを経由することになります。これは、あなたのインターネット活動の全てが監視下に置かれ、入力した情報が根こそぎ窃取されてしまうことを意味します。

さらに、この偽の Wi-Fi を経由して、あなたのスマートフォンや PC にマルウェア（悪意のあるプログラム）を送り込み、内部の個人情報を直接盗み出すといった、より侵入的な攻撃を仕掛けてくる可能性もあります。

これは決して特別な話ではありません。例えば次のような被害に合うことが考えられます。

こうした事態に陥ってからでは、手遅れです。そうなる前に、ご自身の情報を守るための知識を身につけることが不可欠です。

「HTTPS」や「アプリ」なら大丈夫、という油断

さて、ここで詳しい方ならこう思った方もいるかもしれません。「ウェブサイトのアドレスバーに鍵のマーク（ HTTPS ）があれば、通信は暗号化されるから安全なんじゃないの？」 「スマホのアプリは、ちゃんと作られているから大丈夫でしょ？」

そのお考え、非常に鋭いですが、そこにもセキュリティの見えざる穴が存在します。

HTTPS 通信の限界

確かに、ウェブサイトの URL が https で始まり、鍵マークが表示されていれば、あなたのブラウザとそのウェブサイトのサーバーとの間の通信は暗号化されます。これにより、単純な通信の傍受は困難になります。しかし、これには2つの大きな問題点があります。

全てのサイトが HTTPS ではない

いまだに旧来の http のままのウェブサイトも存在します。また、トップページだけが https で、ログインページや入力フォームなど、肝心なページが http のままという、中途半端なサイトも少なくありません。そうしたサイトでは、入力した情報が暗号化されずに送信されてしまいます。

フィッシングサイトも HTTPS を使う

より深刻なのは、攻撃者が作る偽のウェブサイト（フィッシングサイト）も、鍵マーク（ HTTPS ）を取得できるという事実です。鍵マークは、あくまで「通信が暗号化されている」ことを証明するだけで、「そのサイトが本物で、信頼できる」ことまでは保証してくれません。

アプリに潜む脆弱性

では、ウェブサイトではなく、普段お使いのスマートフォンアプリはどうでしょうか。多くのアプリはサーバーと通信する際に暗号化を行いますが、その実装が不十分なケースが少なくありません。利用者側からは、アプリが正常に動いているようにしか見えないため、もし情報が筒抜けでも気づくことは極めて困難です。

つまり、鍵マークやアプリというだけで 100% 安心とは言えないことにご注意ください。

どうすれば自分を守れる？対策方法は「VPN」

「では、もうフリー Wi-Fi は一切使うべきではないのか？」

いいえ、そんなことはありません。たった一つの対策を行うだけで、フリー Wi-Fi の利便性を享受しつつ、そのリスクを劇的に低減させることが可能です。

それが、 VPN （ブイピーエヌ）の利用です。

VPN は「 Virtual Private Network 」の略称ですが、その技術的な詳細を覚える必要はありません。これは、「あなたの通信を守るための、自分専用の暗号化されたトンネル」だとイメージしてください。

通常、信頼できる VPN サービスを契約し、スマートフォンや PC に専用のアプリをインストールします。そして、 Wi-Fi に接続する前に、そのアプリのボタンを一つ押すだけです。

VPN をオンにすると、あなたのデバイスから発信される全てのデータは、まずこの「秘密のトンネル」を通って、一度 VPN 会社の安全なサーバーを経由してから、目的のウェブサイトに届けられます。

このトンネルの中は、非常に強力な暗号化によって保護されています。ただし、フィッシングサイトに誘導され、直接ログイン情報を送信してしまうと情報が漏洩してしまいます。フリー Wi-Fi では、個人情報やログイン情報を入力することはやめましょう。ちなみに、後ほどご紹介しますが、フィッシングサイトへのアクセスを阻止してくれる VPN もあります。

どの VPN を選べばいい？

【注意】無料 VPN という選択肢について

「VPN には無料のものもある」と考える方もいるかもしれません。しかし、ここには注意が必要です。無料 VPN サービスの中には、サーバーの維持費などを、利用者の通信記録（ログ）を収集し、それを広告業者などに販売することで賄っていることもあります。セキュリティのために利用しているはずが、逆にプライバシーを切り売りしているのでは、本末転倒です。

ご自身のデジタルな安全とプライバシーは、投資する価値のあるものです。信頼できる有料の VPN サービスを選ぶことを、強く推奨します。

おすすめの VPN サービス

私が実際に使用していておすすめなのは、有料 VPN の中でも特に評価の高い NordVPN です。

特徴としては、通信速度が非常に速いこと、世界中に多くのサーバーがあるため安定していること、ダウンロードしたファイルにマルウエアが仕込まれていないかスキャンしてくれたり、１つのアカウントで10台までの端末に利用できることなどがあります。パソコンでもスマホでも利用でき、私も何年も使用しています。

こちらから登録すると、1ヶ月または3ヶ月の無料期間を受け取れます。
＞https://refer-nordvpn.com/sXSWBVLWbKa

フリー Wi-Fi は非常に便利ですが、無防備なまま利用するのはリスクがあります。まずは、フリー Wi-Fi に接続しているときは、個人情報やログイン情報を入力することは可能な限り控える。可能であれば、「VPN をオンにする」。この一手間だけで、あなたのプライバシーと財産を、リスクから守ってくれるはずです。