Gmailで有効期限&コピー・印刷・転送不可の情報保護メールを送る方法

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Gmail ではメールが閲覧できる期間を制限する『有効期限付きメール』を送ったり、メール内容をコピー・印刷・転送・ダウンロードができないメールを送ることが可能だとご存知でしょうか?
2018年8月に実装された機能で『情報保護メール』と呼ばれています。
情報保護メールの特徴
この情報保護メールには下記の特徴があります。
- メール閲覧ができる最短 1 日~最大 5 年までの有効期限を設定できる。
- メール内容のコピー・貼り付け、印刷ができない。
- メールの転送やダウンロードも不可。
- SMS パスコードを設定することができる。
コピーや転送などもできないので、受信者にしか見られたくないようなメール内容の場合に重宝しそうです!また有効期限を設定できるので、必要以上にメール内容を残したくない場合に役立ちます。
※情報保護メールを使用した場合、メール内容のコピー・貼り付け・印刷・転送・ダウンロードができないようになっているのは解除できません。
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Google で有効期限を設定する
まずはいつものように新規にメッセージを作成してください。ウェブ版(パソコン版)でも Gmail アプリでも使用ができます!
- メッセージ記入欄の下部にあるメニューアイコンの中から「情報保護モードをオン/オフにする」をクリックします。
- ※スマホの Gmail アプリの場合は右上のメニューアイコン(3つの点)から[情報保護モード]を選択してください。
- 有効期限を設定する画面が表示されます。「有効期限を設定してください」の項目で期限を選択してください。(※残念ながら現時点では期限を任意の日付で設定できません。)
SMS パスコード
- SMS パスコードを使用するオプションも用意されています。これを有効にした場合、メールを受け取り閲覧する際に6桁のパスコード(数字のパスワード)が必要となります。メールを受け取った場合の画面等は後述します。
- ※パスコードを使用する場合、送信ボタンを押した際に受信者が SMS でパスコードを受け取れる電話番号を記入する必要があります。
- 有効期限とパスコードの設定ができたら保存ボタンをクリックしましょう。メールに「メッセージの有効期限は 2018/08/18 です。」のように表示されていると思います。後は送信して完了です。
情報保護メールを受け取った側の表示
では情報保護メールを受け取った側にはどのように表示されるのでしょうか?まずメールを受け取って開くと下図のように表示されます。
メールを表示ボタンをクリックすると、いつもとは異なる画面でメール内容が表示されます。
SMS パスコードが設定されている場合
- パスコードが設定されているメールを受け取った場合、メールを表示ボタンをクリックするとパスコード送信画面が表示されます。
- パスコードを送信ボタンをクリックすると指定されている電話番号宛に SMS で「Your Google verification code is 012345」というコードが届きます。
- そのコード(数字)を Gmail の画面で入力して送信しましょう。するとメール内容が確認できるようになります。
- 有効期限が切れたメールを開こうとしても「このメールにアクセスする権限がありません」と表示され閲覧できないようになります。
パスワードなど重要な情報を送信する際は、ぜひとも情報保護メールを使用したいですね!