Facebookでどのような画像を入れるとアクセスが伸びる?

【SNSからのアクセスを3倍にしたい!効果的な方法はあるの?】の続きです。前ページではLINE・Instagram・Pinterestの効果検証についてご紹介いたしました。このページではFacebook・Twitter・Google+について触れていきます。
Twitterでの効果
おすすめ度:6/10
Twitterは一番気軽に初められるSNSではないかと思います。実名も必要ありませんので、簡単にアカウントを作ることができますね。Twitterの良い所は投稿も気軽にできることでしょう。ちょっと気になったことがあれば短い文章で投稿すれば良いだけですし、シェアも簡単です。
しかし気軽に投稿でき過ぎて、今投稿した内容が数分後・数秒後には他の投稿に埋もれてしまい観覧されないというデメリットがあります。個人的にはTwitterが好きではないのですが、利用者も多いので効果を検証してみました。
テキストだけでは投稿が見逃されてしまうものでも、画像が付いていれば多少は目を引きます。その為サイトをアピールする際は、投稿にテキストだけでなく画像も入れるようにしました。これだけでも少しは反応があがるのではと期待していましたが、残念ながらそれほど変化がありませんでした。
PCサイトをスマホサイトに変換・作成する無料サービス http://t.co/G99unE37bd by @TFumihito pic.twitter.com/eqeMlfPnk7
— 竹中文人(Webコンサルタント) (@TFumihito) 2015, 3月 23
シェアされやすい・されにくい記事があることも発見しました。当サイトでシェアされやすい記事は、スマートフォンでの操作方法やアプリの記事で、逆にシェアされにくい記事はパソコン系・生活系(料理レシピなど)です。スマホでTwitterを利用する人が多いためか、スマホに関連する記事はシェアされやすい傾向にあることが分かりました。
もちろんこれはサイトの内容によって異なると思いますので、ご自身のサイトではどのようなページがシェアされアクセスされているかを調べてみてください。Googleアナリティクスであれば集客>ソーシャル>参照元ソーシャル>Twitterから把握できます。
今回私はTwitterをあまり上手く活用できませんでしたが、Twitterからの流入を増やすには、Twitterでユーザーとコミュニケーションを積極的にとる、もしくは「●●のサイトの更新情報をTwitterで把握したい」というファンを作る必要があるのではないかと感じました。
Google+での効果
おすすめ度:7/10
TwitterやFacebookと比べると利用者数が少ないGoogle+ですが、Facebookのようにサイトや企業ごとに『ページ』や『コミュニティ』を作ることができます。Google+を積極的に使っている人が少ないと、ページやコミュニティを作っても活気がない状態になってしまいます。しかしその分、特定のユーザーと深いコミュニケーションがとれるのではないでしょうか。
実はGoogle+からのアクセスは少なかったのですが、それでもおすすめ度を“7”にしたのは理由があります。Google+での情報は他のGoogleサービスと連携しているというメリットがあるからです。例えばGoogle+でイベントページを作れば、参加者のGoogleカレンダーにイベントの内容が自動で表示されます。またGoogle検索でアイコン付きで表示されやすいので、Google+内から直接アクセスを呼び込むだけでなく、Google+以外のサービスからアクセスされる可能性があるのです。
また、Twitterはよく分からない投稿(宣伝等)のノイズが多いのですが、Google+ではノイズも少なくFacebookのように広告も表示されないので、フォロワーを増やせばTwitterより活用できるのではないかと思います。今後も引き続きGoogle+での検証を行う予定です。
Facebookでの効果
おすすめ度:9/10
やはり一番アクセスの流入が多かったのはFacebookです。投稿をリーチ(アピール)出来る人数が多いので、どのような投稿が効果的か実験することができました。例えば投稿時にどのような画像を付けると「いいね!」が押されたり、サイトにアクセスしてくれるかを検証しました。
×PC画面のキャプチャ
あまり効果的ではない画像は、パソコンの画面をキャプチャしたようなものです。小難しいイメージを与えたり、印象に残らないのでしょう。
○イラスト
効果があったイラストは、あまりゴチャゴチャしていないフラットなものでした。一瞬見ただけで何について書かれているか分かるというのが大事ではないかと思います。下図のイラストの場合、色だけでもLINEやFacebookのことであると認知できます。
○写真
フリー素材でも素敵な写真がたくさんあるので利用している方は多いのではないでしょうか。
>クレジット表記不要の無料写真素材が見つかる7サイト
しかし、写真はイラストよりも印象が強いので使い方が難しいと感じました。例えば面白い系・ネタ系の写真では、アクセスの流入効果がいまいちでした。写真のイメージが強すぎると、どんなコンテンツなのかが薄れてしまうのではないかと思います。
効果が高かったのは写真のイメージとコンテンツが合致するものです。写真の場合もイラストと同様に、見ただけで何について書かれているか分かるのが大事でしょう。
英語コンテンツ
画像以外で効果的だったのが「英語コンテンツ」を作成して拡散するということです。ほとんどのページが日本語コンテンツでしたが、一部英語化したものをFacebookで流してみました。ただ普通に投稿するだけでは日本人に表示されてしまうので、広告を利用しました。ターゲットで地域を日本以外の国を選択し、言語を英語に設定します。
ユーザー数が圧倒的に多い英語圏の人にアピールすることで、通常では考えられないほど「いいね!」が付いたり、サイトへのアクセスがありました。サイト内容によっては、英語化&広告でアピールすることによって、サイトの成長が加速するのではないかと可能性を感じています。
>参考:英語と日本語切替も可!ブログを多言語化できるWPプラグイン
もっと実験したことがあるのですが、長くなりすぎるので別の機会にご紹介したいと思います。今回Google AdSenseの「AdSense Big Challenge」という企画があったおかげで、このような有意義なチャレンジを行うことができました。チームで参加し情報交換を行いながらできたのがとても良かったです。
>チームのブログ(メンバーが別の面からSNSを考察しています)
一人で黙々とサイトを作るのも良いのですが、他の人と情報交換をしたりコラボをしたりするのも色々な発見があると思います!