Googleの代表的な検索アルゴリズムとなった『パンダアルゴリズム』。ペンギンアルゴリズムは被リンク関連の要素が強いと言われていますが、パンダアルゴリズムはコンテンツの品質に関する要素が強いと言われています。パンダアルゴリズムが更新される、いわゆるパンダアップデートでは毎回大きな変動があります。
どのようなサイトが上位表示され、また逆にどのようなサイトが順位を落とすのか。これらを知ることで上位を獲得するための対策が可能となります。今回はパンダアルゴリズム(アップデート)対策についてポイントを紹介致します。
パンダアップデート対策のポイント
低品質のコンテンツはNG
まずパンダアルゴリズムの特徴はコンテンツの品質に重点が置かれていることです。単純に言ってしまえば、コンテンツの品質が高ければ順位が上がり、品質が悪ければ下がるということです。
特に品質が悪い・低いものに関しては厳しいと言われています。下記のようなコンテンツは危険なので注意してください。
- プログラムやソフトによって自動生成したもの
- 他のサイトからコピーしたもの
- オリジナル性のない・乏しいもの
- 広告ばかりのページ(アフィリエイト含む)
- キーワードを乱用したページ/過度のSEO
- ウィルス等、不正プログラムが含まれるページ
- 他のサイトへ誘導するためのページ
- ユーザーによって作成されたコンテンツで管理が行き届いていないもの
これらと同様の内容がGoogleの品質に関するガイドラインにも記載されています。
上記の内容に当てはまるようなページは品質が低いと判断される可能性があります。最近厳しくなっていると感じるのが、他のサイトからコピーしたコンテンツです。まるまるコピーしたものでなくても、少しリライトした程度ではオリジナルとは見てくれません。いわゆる“まとめサイト”も今後は厳しい物になるのではと思います。著作権的な問題も色々ありますしね。
後はコメント欄などでユーザーによってコンテンツが増えていくものも注意してください。ページ内容と関係のないコメントやスパムなどがあるのはよくありません。コメント欄等を設置している場合は、しっかり管理してください。
高品質のコンテンツとは
パンダアップデートを利用して順位を上げたければ、上記の低品質コンテンツを取り除き、逆のことをすれば良いだけですね。
- オリジナルコンテンツ/専門的・独自性のあるもの
- ユーザーに有益で役立つもの
- 十分なコンテンツ量
- モバイルフレンドリーである
- 読み込みスピードは早く!
ユーザーに役立つオリジナルコンテンツであることは以前からも言われている通りです。またスマホ等のモバイル端末からも快適に観覧できるようにすることも重要です。
スマホで観覧出来るだけでなく、読み込みスピード(表示速度)にも気をつける必要があります。以前にもモバイルフレンドリーについては紹介致しましたので、下記をご覧ください。
高品質のコンテンツを作成するのは手間も時間もかかり大変ですが、このようなコンテンツの方がSNSでも話題になったりお気に入りとして追加してくれる可能性が高くなります。SEOの為ではなく、ユーザーを意識したサイト作りを頑張りましょう!