「中古ドメインを買ったらペナルティを受けていた」などGoogle公式動画まとめ

Googleが定期的に行っているウェブマスター向けの動画セミナー『ウェブマスター・オフィス・アワー(2016年1月28日)』が行われました。今回も様々な質問が寄せられ、それにGoogle社員が回答しておりました。
実際に動画をご覧頂くのが一番良いと思いますが、約35分あります。時間がなくて観ていられないという方向けに、それらの内容で重要だと思う部分を簡単にまとめました。※文章等をまとめてありますので、動画中に出てきた文章・コメント全文を掲載しているわけではありません。
▼動画はこちら
質問と回答
新しいウェブマスター向けウェブサイト
これはGoogleからのお知らせで、新しいウェブマスター向けウェブサイトができたという内容です。Google+のコミュニティ情報やオフラインでのイベント情報なども掲載される。
>https://www.google.com/webmasters/
noindex メタタグの効果について
サイト全体に影響を与えるのか?
noindexが付いていれば検索結果に表示させない。ただクロールはするのでページは認識されている。影響はそのページのみ(ページ単位)である。
noindexの使い方は、head タグ内に下記のコードを入れればOKです!
<meta name="robots" content="noindex">
※noindexではなくnofollowが属性についているリンクは評価されなくなる。
リッチスニペットの日付の表示
検索結果画面で表示されるリッチスニペットの日付情報についての質問です。
現時点では指定することができず、Google側で自動判断している。
※「リッチスニペットの日付情報」というのは検索結果に表示される下図の部分です。
検索結果に「?」がある場合
タイトルの区切りとして判断されるので、「?」以降が消えることがある。クエリの内容や端末画面の横幅によってタイトルが書き換えられる可能性がある。
Cookie情報
GoogleではCookie情報を保持していない。インデックスされてほしくないのであればメタタグで noindex をしてほしい。
google.co.jpとgoogle.com
アルゴリズムは全世界共通で、各国仕様というものはないと認識すれば良い。
検索オプションで言語や地域の条件を揃えれば、検索結果は基本的に同じになるはず。
アルゴリズムは同じでも、地域や言語に対して別の結果を返すのはまた別問題。例えばアメリカ在住の人が検索すれば、アメリカ在住の人向けの結果が表示されるというのはアルゴリズムが異なるからではない。
不正なハッキングについて
ハッキングが増えていることに対して、Googleは様々な取り組みを行っている。ハッキングする側も手法を変えて次々と行っている。Googleは今後も様々な取り組みを行っていく。
AMPへのコード変換ツール
現時点ではない。
当サイトでもAMPには注目しているので、今後Googleからツールが提供されることを期待しています。なお、WordPressであればプラグインが存在します。ただ完全なプラグインではないためカスタマイズする必要があります。
ドメイン取得のベストプラティクス
Search Consoleへ登録して手動のペナルティが表示されたら、再審査リクエストを送れば大丈夫。オーナーが変われば解除される可能性があるが、ページを全て消しただけではダメ(リクエストが通らない)!(何の違反もないコンテンツができた状態でリクエストしなければ審査ができない)
※Googleでは「ペナルティ」という言葉はなく、「手動対策」や「アルゴリズムによる自動対策」と言っている。
当サイトでも過去にご紹介したことがありますが、ドメイン購入前に、そのドメインが過去にどのようなサイトとして運営されていたか確認できる『WebArchive』というサイトを使うのがお勧めです!