前回ではDFPを使用するにあたって絶対に理解しなくてはならない「配信」と「在庫」についてご紹介いたしました。もし「配信」と「在庫」についてお分かりになっていない方は下記のページをご確認ください。
今回はDFPを使って広告を掲載する為に必要な具体的な手順として、管理画面の「在庫」から広告ユニット(広告枠)を作成する方法をご紹介致します。
新しい広告ユニットを作成してみよう
まずはDFPの管理画面にログインをしていただき、在庫>新しい広告ユニットをクリックしてください。
ここではどのような名前・大きさで広告ユニットを作成するかの設定をします。アドセンスの広告ユニットを作成するのとは違った表示ですが、難しいことはありません!
広告ユニットを認識するための文字列を記入します。100文字位内の半角英数とアンダースコア・ハイフン・ピリオドなどが使用できます。後から変更することができず、以前に作成したコードも使用ができません。ご自身が管理しやすい文字列を入力してください。
広告ユニットの名前を入力します。日本語でも大丈夫で、後で変更も可能です。「サイト名 掲載場所」などの名前にすると管理がしやすいと思います。
この広告ユニットの説明を記入します。省略可能なので特に記載しなくても大丈夫です。
広告サイズを選択、もしくは入力します。固定サイズを選択している状態でボックス内をクリックするとサイズを選択できます。
このサイズの選択では、アドセンスで言う「ラージ モバイル バナー」の大きさ 320×100 がありません。このように自分が選択したいサイズがない場合は自分でサイズを指定することができます。「ラージ モバイル バナー」の大きさであれば「320×100」と記入します。“かける”は小文字の「x(エックス)」にするのがポイントです。
広告がクリックされた時に、そのウィンドウ内で表示させるか新しいウィンドウを表示させるかを選択します。_topがそのウィンドウ内で開き、_blankが新しいウィンドウで開きます。ただしアドセンス広告がクリックされた時は_topの設定になります。
これは広告主が直接この広告ユニットに広告を掲載できるように設定するものですが、省略が可能です。このページでは省略します。
「有効」になっていると、もしこの広告ユニットに広告がない場合に自動的にアドセンスの広告が表示されるようになります。また他の広告とアドセンスを競合させることで、収益を最大化することができます。基本的な設定はセットワーク設定のページから行いますので、今回は設定を変更せず進めます。「有効」になっていればOKです。
もし個別に広告スタイルを設定したい場合は「オーバーライドする」をクリックして設定することができます。
フリークエンシー キャップというのは、一人のユーザーに対して同じ広告を表示する回数を制限したりすることが可能です。省略可能なので、よく分からない場合は触る必要はありません。
アプリの広告に対してのみの設定です。自動的に広告を更新させる頻度を設定ができます。
上記の入力ができたら保存ボタンをクリックして完了です!