一昔前であれば、本を出版するということは難しくて大変なことだと言われていました。しかし今であれば「電子書籍」という形で、ほとんどコストもかけずに簡単に出版ができます。最も簡単な電子書籍の作り方は、Word等で作成した文書をPDFにして公開することではないでしょうか。PDFであればパソコンでもスマートフォンでも観覧ができますね。
でもAmazonの「Kindle」・楽天の「kobo」・「Google Play」等で販売するとなると、それぞれ決まった基準に合わせて作成をしなくてはなりません。その為、PDFで公開するのと比べればハードルが高くなります。
Amazonやkoboに出版する
自分が書いたものを「Kindle」や「kobo」等で販売するのに憧れている方は多いと思います。しかし、それぞれの電子書籍リーダーで読み込めるようにデータを作成しなくてはならないので、「自分には無理」と諦めている方もいるでしょう。
今回はそのような方にお勧めのサービスが有ります!なんと、簡単に電子書籍を作成して「Kindle」や「楽天kobo」「Google Play」「iBooks」に出版することが可能です。
WOODYに登録して出版ができる
そのサービスは『WOODY』という電子書籍作成・出版サービスです。
>http://thewoody.jp/
2014/6/30 時点では、まだβ版のため登録してもすぐにサービスを利用できません。今後利用したいという方は事前登録をすることが可能です。私も2月くらいに事前登録をしてようやく順番が回ってきましたので、今回はどのように電子書籍を作成・出版できるのかをご紹介したいと思います。
本の表紙を決める
まず最初に「本の表紙」を決めます。後で変更が可能なので気になるものを適当に選択してもOKです。
本の内容を入力する
次に「書籍名」や「目次」「本の内容」を入力していきます。今回は新規で内容を考える時間がなかったので、ブログで紹介した内容を貼り付けることにしました。文章の入力も画像を入れるのも、ブログを書くのと同じ感覚で行うことができ、とても簡単に作成することが可能です。
表紙の文字を入力する
先程は表紙のデザインだけを選択しましたが、次は表紙に入れるタイトルや帯の文字を入力します。ここでデザインを変更することも可能です。
出版情報を入力する
「Kindle」や「kobo」で販売するために、著者情報や書籍情報を入力していきます。ここで電子書籍の販売価格も決めることが可能です。価格は100円~3,000円にしなくてはならないので、0円出版は無理なようです。
最後の確認
最後に表紙デザインや著者情報・書籍情報の確認画面が表示されるので、問題がなければ[申請する]をクリックします。
出版には数週間時間がかかる可能性があり、出版されたらマイページに通知がされるとのこと。また必ず出版されるとは限らず、出版先の審査が通らない場合は再度修正をして申請を出す必要があるようです。
マイページでは、出版している(or申請している)書籍の内容や売上状況等が表示されます。
こんなに簡単に電子書籍の作成から出版まで可能なので、趣味で小説を書いている人とかブロガーとか、ビジネスチャンスをつかむための便利なツールになりそうな気がしますね!