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大人気なぞなぞサイトからアプリ化までの道のりを取材!アプリで必要な要素とは

竹中文人
執筆者:
[最終更新日]2015/09/02
[カテゴリ]ゲーム
アプリ名 なぞなぞ&クイズ100.net
価格 無料

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頭を使って楽しむゲームと言えば「なぞなぞ」。なぞなぞは雑誌やテレビ番組等でもよく見かけるものですが、インターネット上でも様々ななぞなぞが絶えず公開されており、昔から人気があるジャンルです。

kojima-pic数あるなぞなぞ系サイトの中でも知名度が高く人気がある「なぞなぞnazo2.net」をご存知でしょうか?2010年からなぞなぞを提供し続ける老舗サイトです。

この度nazo2.net運営者の児島勇気さんが、「なぞなぞ&クイズ100.net」と言うアプリをAndroidからリリースされました。今回は児島さんに、アプリリリースまでの道のりについて伺いたいと思います。

「なぞなぞ&クイズ100.net」アプリ公式サイト

急激に伸びた市場がチャンスを生む

[竹中]
まず最初に、Webサイト版「なぞなぞnazo2.net」が誕生した当時はどのような状況でしたか?最初からスマホアプリのリリースを考えていたのでしょうか?

[児島]
Webサイト版「なぞなぞnazo2.net」は2010年にスタートしましたが、当時はまだスマートフォンを持っている人は少なくPCで閲覧する人がメインでしたのでスマホアプリを出すという事は考えてもいませんでした。

ところが2013年ごろから、スマートフォン市場が爆発的に伸び始め、「nazo2.net」もスマフォで見てくれるユーザーが増え始めました。この頃は、市場の割にはスマートフォンにきちんと対応したサイトが少なかったように記憶しています。急激に伸びた市場に大きなサイトですら対応できなかったのでしょう。

そして、そんな状況が私は「チャンス」だと思いました。今、いち早くスマートフォン市場に参入できれば、沢山のユーザーを獲得できると考えました。
そして「思い立ったらすぐ」、これが私のような個人事業者の強みです。いちいち市場調査をして、予算を組んでから開発に乗り出す大きな企業より格段に早くスマホ対応を終らせました。

[竹中]
今ではスマホ対応が当たり前のようになっていますが、いち早くWebサイトをスマホに対応したことが多くのユーザー獲得に役だったのですね!

アプリの構想はこの時から

[竹中]
では、いつ頃からアプリ化の構想があったのでしょうか?

[児島]
アプリの構想はこの頃(2013年)から持っていました。
PCサイトのスマホ対応として、

  1. スマートフォンサイトを作成。
  2. スマートフォンアプリを作成。

この2つを頭に思い描きました。

しかし当時、アプリについては全くの無知でしたので、いち早くできる「スマートフォンサイトの作成」に着手しました。これは結果的に大成功でしたが、「アプリもいつか出したいな~」とぼんやり考えていました。

アプリ開発のきっかけ

[児島]
開発の直接のきっかけは、2014年、あるデベロッパーさんと酒を交わしたことでした。酒の席だったので、何を話したか事細かくは覚えていないのですが(笑)アプリについてもう一度強い興味を持ちました。同時にスマートフォンの市場は「主にネイティブアプリを使う人」と「主にWebを使う人」で2極化してきている、と感じました。

スマートフォンサイトだけでは全てのユーザーにnazo2.netを提供できていないのでは?そう思い始めました。例えば「なぞなぞ」でWeb検索したすべての人に、「nazo2.net」を提供する。これはアプリを提供してすべて完了すると思いました。

同じであっては意味がない

[竹中]
なるほど、「主にアプリを使う人」と「主にWebサイトを使う人」がいる以上、Webサイトだけでは全てのユーザーに届けることができない可能性があるのですね。ユーザーに使いやすい方を選択してもらうというのは、ユーザー視点で考えても大切なことですね。

[児島]
はい、でも同時に「ネイティブアプリ」と「Webサイト」が同じであっては意味がない、とも思いました。単に市場を増やす目的でWEBサイトをアプリに移植するのもアリだけど、「ネイティブアプリ」を好む人は「Webサイト」にはない何かを求めているはず。その「何か」をアプリだけの機能として付けたいと考えました。

nazo2-04

[竹中]
では、そのアプリを好む人が求める「何か」とはどのようなものだとお考えですか?

[児島]
「Webサイト」は言わば単発型。情報を探して・見て・終る。次もまた情報を探して・見て・終る。一方「ネイティブアプリ」は継続型。情報を探して、見て・保存して・終る。次は保存した所から見て・保存して・終る。

[竹中]
つまり単発型のWebサイトに対して継続型のアプリにあるものは「保存」ということですね。

保存できる要素にこだわった

[児島]
そこで「ネイティブアプリ」ユーザーのためには「Webサイト」にはない、「ネイティブアプリ」ユーザーに好まれる機能を付ける。そこに一番こだわりました。それが、【判定機能とレベル】【もんだいリスト】【お気に入りリスト】です。

【判定機能とレベル】
入力した解答をその場で正誤判定して、問題に正解すると経験ポイントをGETできるようにしました。経験ポイントをためると、プレイヤーのレベルがどんどん上がっていきます。いわゆる育成の要素を取り入れました。実はかなりの高レベルまで育成できる仕様になっています。

【もんだいリスト】
「もんだいリストボタン」で、現在プレイしているジャンルのリストを見ることがでるようにし、既に正解した問題には「正解済アイコンが」付くようにしました。これは、コンプリートしたいと言う欲求を満たしてくる要素になります。

【お気に入りリスト】
気に入った問題をブックマークすることができる機能を搭載しました。自分だけの問題リスト、つまり自分だけのデータを作成することができます。

他のクイズアプリと違うポイント

[竹中]
いわゆるクイズ系のアプリは多くの個人・企業からリリースされていますが、差別化をされたところはありますか?

[児島]
開発するにあたって、他のクイズアプリと差別化する必要もありました。市場にはもうすでに、かなりのアプリが出ていますので似たようなアプリを出してもあまり意味がないと感じました。

他のクイズアプリと違う要素の一つが【答え入力機能】です。答えを入力して判定できる機能ですが、日本語には幾通りかの言い回しがある場合が多く、なぞなぞには幾通りか答え方があります。それをプログラムで判定するのは簡単ではありません。

そのためほとんどのクイズアプリでは判定機能が無いか、2択・3択などの択一による判定になっています。しかし、ひらめきが重要な「なぞなぞ」で択一問題では難易度がぐっと下がってしまうので「入力による判定」が出来るようにこだわりました。

また、【ヒント】機能も他のアプリには無い要素です。ヒント機能は、Webサイトの方で大変好評だったのでアプリ版にもそのまま取り入れました。その他、アプリではBGMや操作音もこだわり、臨場感を持って爽快ににプレイできるようになっています。

「完了」でも「完成」ではない

[竹中]
アプリ版をリリースするという目標を達成されたわけですが、今後の抱負などはありますか?

[児島]
アプリをリリースした事で、Webを利用する全てのユーザーにnazo2.netを提供する目標は完了しました。しかしこれで完成ではありません。ここからまた新たなスタートです。このアプリは更新型で、新たな問題を増やしていく予定です。また機能やお楽しみ要素なども追加予定ですのでこうご期待ください!

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